中森明菜という、ふた昔前に一世を風靡した歌手のライブを
今日、見た。
これらの歌をテレビで見ていたころ、私はまだ子供で、
それが今、映像の彼女はあどけなさの残る少女のようだ。
聴き慣れたシングル音源より歌詞が聞き取りやすく、
新鮮に歌の世界が見えてくる。
自作自演の歌手とは違う、他人の言葉を自分のものにするという
その一点においてだけでも、彼女はずば抜けた才能の持ち主だと思う。
笑顔で客席とアイコンタクトを交わしながら、
瞬間、歌の世界に入ってゆく様(技)に魅せられる。
張りつめた糸が切れる直前、
少女と女が矛盾のように隣り合わせに同居するリ
アリティを体現し、
次々に歌の世界に身を投じてゆく。
ある世代にとっては懐メロオンパレードになるのだが、
それだけではない、一人の女性歌手の現実とシンクロした危うさ、儚さ、美しさが
この映像には刻まれているようで、
あっという間の90分。見ごたえがありました。
「難破船」を歌い終えた後、舞台袖に駆けてゆく彼女の姿が…、
可憐だ。
残念なのは実際のライブの曲順が切り貼り替えられて収録されていること。
若干違和感あり、ライブ感を損ねる。
そして、このライブも含まれる
五枚組のDVD COLLECT
IONが欲しくなってしまった。
パーフェクトガイドが存在する自体に感謝。
購入すると3枚種類ある、クリアファイルの内どれかが付属しています。
ちなみに私は2枚ゲットしました。
パチンコの完成度は高く、打ち込んでいく程新たな魅力を発見できます。
勿論この本の信頼度とは若干違うという感触も感じたりもします。
が、、、台を打つ前の、予習やワクワクする期待感や反省に用いるのには最適です。
ちなみにお金では手に入らないダイイチ特性CDの応募券も入っています。
ボーカルは全機種の物ですが、初台、セカンド台の時の明菜の歌を聴くことができます。
オケは
パチンコならではのチープな感じがします。
しかし、しかしファンなら涎もののCDだったりするのです。
とにかく明菜さんが可愛いです。内容的には如何にも80年代ですが、同時期を経験した者としては良いと思います。Kodakの
飛行船が出てきますが昔を思い出します。同時期を都内で過ごした方はどうぞ。
今思うと、ああ、彼女はこんなふうに感じながらメジャな歌手に育っていったんだなって、そんな情景の浮かぶ一冊。でも、彼女の根源的な性格は昔の今も変わらないように思えます。人間味のある、妥協のない、他人思いの、芸術家のような頑固な歌手ですね。