かなめも キャラクターソング&サントラアルバム かなめろ
テレビアニメーション「かなめも」のサウンドトラックアルバム。
全2枚組で、アニメのサウンドトラック及びキャラクターソングが楽しめる
お得な作品。
1枚目:キャラクターソング
本編で突如として話題となった「ぺろんぺろんソング」をはじめ、ミュージ
カル調に展開された回を観て購入したという方も多いことであろう。
その話題の回で使用された曲以外に、7曲のキャラソンが収録。
おまけで、「だいじょうブイ」が入っているのもツボであろう。
*なお、7〜13曲目はリテイクバージョンで、アニメ本編で使用された音源
と歌い回しや構成が多少異なる。あまり違和感はないようになっている。
2枚目:サウンドトラック
OP/ED(テレビサイズ)を含む本編のサウンドトラック。
ライトでコミカルな音楽がメインで、ただ流し聴きするもよし、アニメの内容
を回想して聴くもよし、いろいろな楽しみ方ができる。
内容からして、作品を知らない人が買うのは少々??だが、一度本編を知れば
購入もありではなかろうか??
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最近の流行りもののようにレズビアンのカップル(ゆうきとゆめ)がいたり。それもカムフラージュなのだと思いますが、それがなければ万人向けの癒し系アニメに見えるのでしょう。はるかの少女愛は作品バランスを危うくするものではなく心地よいお約束で本作がかぶる仮面。堀江由衣のハジけた演技は白眉と言えるほど。温もりのある作品で私にはこれと言って批判すべきは見当たりません。独自性はある作品だと思います。様々な世代の他人が同居し新聞配達業を営む。主人公中町かなを始め個々人の背景は曖昧にぼかされている。この作品が長閑なのは規則から解かれているからでしょうか。新聞配達は規則的なお仕事かと思いますが、本作では業務に奔走する日常は描かず、学校という学生には比較的規則を伴う時間の描写も少ない。むしろ祖母を亡くし天涯孤独になった直後のかなの目線で見た日常は毎日が初めてで新鮮な驚きに満ちている。見た目は小学生にしか見えないかなは中学一年生です。住み込みで働きながら学校にも通うかなの心に刻まれていくのは、友達の美華ちゃんやふうしん新聞の仲間たちと過ごす何気ない時間。思い切りふざけたり、家族同様の思いやりを知る彼女たちも、互いに踏み込んではいけない部分を自覚しているように見えます。裏を返せばやっぱり他人であり触れられない世界を感じてもいるのでしょう。でもそういう感覚を言葉とかにするわけじゃない。どうしたって必要なほんの少しの他人行儀は孤独の在処を疼かせます。だから余計に相手を思い本当の家族にどうしたらなれるかと考えるものかもしれない。というようなことを想像させる距離感が彼女たちの関係なのではないかと。
ドタバタ面白可笑しい日常の背景に一所懸命な愛しさが脈づく。そう公言するのを躊躇うようなシャイな美学が百合や少女愛という不釣り合いに見える設定を稼働させているようにも見えたり、見えなかったり。
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全話みましたが、アニメは本当におもしろかったです。魅力的なキャストさんもおられたので、やっぱりプロはすごいな実感致しました。
ただ、制作側の依頼でアニメ化されたみたいですが、やりたい事が多すぎて原作の魅力を引き出しきれてないかなと少し思いました。(お色気が多い?)
こういった百合アニメ作品は貴重なのでぜひ2期もやってほしいです。
後、特典のブックレットは良かったんで、個人的にコメンタリーがあったら最高でした。
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前半気怠い感じの運びですが読みきるとあら不思議、主要格のキャラの行動(先生)がお話の全体をとても上品に仕上げた感があり、萌えとかのツボは個人的にはなかったのですが良いと思います。なんだか久々に慈愛〜とか気品〜とかBLジャンルなんだけどあった気がする…なので好きです。
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第4話「はじめての、プール」第5話「はじめての、みんなでお風呂」が名作過ぎます。第4話では、そろって水着で新聞配達に行き、第5話では銭湯ではしゃぐのですが、特に西田はるかがいい仕事しています。旧式スクール水着を売っていない事に真剣に抗議したり、銭湯で他の女の子の世話(笑)をしようと制作サイド共々頑張ってくれます。
アグネス・チャンや野田聖子が推し進める悪法「児童ポルノ法」により、マンガ・アニメ共々厳しい状況に置かれていますが、屈することなく己の信念を貫き通す西田はるかとそんなアニメを放送し続けるテレビ東京に拍手を送りたいと思います。