ラストライブで演奏された曲数27。更に曲リストには「君が咲く山」とあるが、実際にはこの曲は入ってない。曲前のゲスト紹介が収録されているのみ。他にも1~2曲は1コーラスのみ…
それでもカリガリの映像を見ることができる数少ないモノなので、星4つつけざるえない。
映像特典のドキュメントは短いが確かに嬉しい。
今回のバンドスコアは楽器を弾いている方なら大満足です。しかし楽器を弾かない方なら必要ないかもしれません。CDはカラオケではありません効果音的なものですから楽器を弾かない人は意味がないです。
アルバム『8』発売当時、
「実験室」の文字が消えた
ジャケットをみて、
メンバー4人(・・・3人か?笑)による、このバンドでの各々の実験の成果=バンドの終了を連想していました。
実際、このアルバムを最後に6年間の休止状態に入るわけですが・・・
復活後のフルアルバム『10』と『11』は、『8』で感じた楽曲それぞれのではなく、
アルバムとしての完成度を提示してくれました。
そして、今回のセルフカヴァーシリーズですが・・・
ここにきて、実験の成果に対する、凄まじくカッコイイ回答を出してきました。(笑)
『11』も勿論、素晴らしくカッコイイ作品です。
しかし『1』を聴いた時、なんというか「突き抜けた感」を感じたんです。(笑)
といっても『1』はまだストレートな突き抜け方でしたが、
この『2』は、とんでもないことになっています。
原曲がデモバージョンだったんじゃないかと思えるほど、色鮮やかな印象の「その行方、徒に想う・・・」、
石井による自曲の第6実験室弔い的アレンジの「ギャラクシー」、
自由なキャンパス「かじか」、
「才能」とか「天才」とかでしか説明できない「ダ・ダン・ディ・ダン・ダン」、
「8」収録時の1人エレクトロから、復活後の4人エレクトロに進化した泣ける「虜ローラー」・・・
とにかく、これほどループ再生が止まらない作品は初めてです!
このシリーズはまだ続くみたいです。
実験室で産み落とされた楽曲たちの、恐るべき成長を見守りましょう!
今回の作品は全て桜井青さんが作詞、作曲なのですが、
まず曲の
タイトルが秀逸ですね(笑)。
アルバム全体通しても短いですが
非常にのれる、テンションの上がるアルバムだと思います。