発売当初、2枚組のアナログで購入。CD化された当時も2枚組だった。その後発売されたフィルモアライブ(2CD)と比べると出来のよさではやや劣るが、これはこれでアルビンのハーモニカが聴けるし、クラシカルズソングのギターソロなんかもあって十分聴く価値はある。
当時、片岡先生の作品にどっぷりはまっていました。バイクの音や雨のにおいを感じることができる作品が多く、そこからバイク(もちろん単気筒)にもはまっていきました。お金もなく気に入った本は何回も読んでいましたが、その中でも一二を争うくらい繰り返し読んでいたのが本作品です。少しきわどい表現がありますが、ラストシーンのカラッとした仕上がりのせいか何ともいえない余韻が残ります。ブックエンドのような三人の20年後、30年後の作品も読みたいです。
皆がビートルズやストーンズなどと騒いでいた頃、私はT.Y.Aが一番だと思っていました。何と言っても
ウッドストックのワンシーンが目に焼きついています。
SSSSHは何と読むのでしょう。一説にはイギリスのシャンプーの名前でシュッシューと読むんだと聞いたことがあります。
さて、アルバムの内容ですが、4曲目、8曲目が彼らの代表曲だと思います。彼らの弱点は全曲同じようなスタイルと言うか、アルバムを通して聴いた場合に起伏が不足していると思います。曲そのものやテクニックは突出しているので少し残念な気がします。
しかしながら、1960年代後半から1970年代前半のブリティシュ・ブルースの牽引車の一つであったことは間違いありません。
T.Y.Aの他のアルバムでは、ファースト、アンデッドがお勧めです。