デビュー時から引退まで数々の名シーンや立浪選手のインタビュー等、盛りだくさんの内容で、古くからの立浪選手のファンはもちろん、最近の代打しか知らないファンの方にとっても絶対買いでしょう。
ただ、若いころの華麗な守備の映像がもっとたくさん盛り込まれていれば、文句なしに五つ星でした。
こんな物が世に出ていたとは………。
ウィアードエイジを舞台とし、快男児天花寺大悟と奇しき縁で結ばれた仲間たちが活躍する敵も味方もぶっとんでいるトワイライトシリーズ(著者・田中天)。
近年、特別版として3rd版対応リプレイ『帰ってきた快男児』が出版され、このドラマCDはそれを原作としている。
TRPGダブルクロスはストーリー重視でその魅力をドラマCDと言う尺で出すには難しいと思うのだが、本編は原作も単発形式でしかもわかり易いのでちょうど良かったのだろう。これを選ぶ神経は高く評価できる。
中身は基本的ラインは原作と同じ(フィンがとにかくツッコミ役に準じるのも)だが、尺の関係で詰められたりアレンジされた部分がある。
まあパッケージを見れば一目瞭然でラスボスでもキーパーソンでもないナチ・マスカラスが縦横無尽に大活躍するのだが。
ギヨームは髭が無くなってナイスミドル執事になった………これで野生化するんだから実にトワイライトっぽい。
脚本で残念だった事は二つ、マレーネの『リリー・マルレーン』がまるごとカットされた事。これはまあ仕方が無い。再現されていたら驚く。
もう一つは、大悟の決め台詞がラストバトルごとまるまるカットされた事。………あれーえ?
残念ではないが、キャストのページのナチ・マスカラスの説明に『鍵十字の
仮面貴族』と書いてあるのはネタバレを防ぐためのギャグなんだろうか? 貴族と書いてプ○レ○ラーと読むのだろうか?
なにげにダブルクロス3rdリプレイ・アカデミアに参加されている佐藤有世さん(本人?)もクリス役で出演されていたりと縁があるらしい。