2006年夏に日本で開催されたバスケットボールの世界選手権FIBA2006を振り返る総集編DVD。予選リーグ、決勝リーグとも、わかりやすくまとめられており、実際に見に行った人や各試合をまめにチェックした人たちはもちろん、期間中、試合をしっかりと観ることができなかった人にも世界選手権全体を知るのに良いDVDと言えるのではないでしょうか。
世界24ヶ国からこれだけの選手が日本に集まって試合をすることなんて、今後当分ないのでしょうし、スーパーリーグやNBAでプレーしている選手たち以外の選手のプレーを観ることはそうそうあることではないので、メモリアルDVDとしてこのDVDを持っておくのも悪くないと思います。
家族で出版業を営む父親と3人の子供達。父親の古い考えのままでは
本は売れないと考えた子供達は、流行の小説を出版しようと努力する
のだが・・・・
世代の確執と、家族の絆をドラマティックに描いた物語。それは世代
を超えて、永遠に残る・・・
期待はあまりしていなかったが、DVDをみたら予想を上回る内容だったので満足できた。この内容なら安い買い物が出来たと思う。
なんて書いたら異議を唱えられると思うのですが、 ふとそんな事を思いついたので書き記しておきます。 アメリカは私には縁のない所ですが、 いろいろな人の横顔に触れる事ができるこの本には 写真集のような味わいがあります。
「月刊現代」の後継誌として創刊された「g2」に掲載されている石井光太氏の「感染宣告 日本人エイズ患者と性愛の連鎖」は、HIV感染を宣告された人が、「宣告後の人生をどう生きているか?」に焦点を当てたルポである。
HIV感染は、他の病とは異なる特長を持っていると思う。
1つは、性行為(セックス)により感染するものであり、また、感染者は、「他人に感染させてしまうかもしれない」というリスクを念頭に生活しなければならないこと。
そして、もう1つは、治療を継続すれば「すぐ死ぬ病」ではないにも関わらず、感染が死につながるイメージが強く残っていることだ。「汚れた血で死ぬ」と誤解される病だろう。
HIV感染を知った後、家族、配偶者、恋人などとの関係をどう築いていくことができるのか?。 石井氏は、感染を宣告された人や、その周囲にいる人々に、感染の経緯や感染が判明したときのこと、そして、その後の生活について尋ねている。
人と人が触れ合うこと、抱きしめあうこと、愛し合うこと。 これらは、人と人が関係をつくり、それを維持していくうえで重要な要素になる。HIV感染は、これらの行為を妨げる。だからこそ、感染は、それぞれの人生に重くのしかかる。
感染者の孤独は深い。 それは並大抵のことでは拭い去れず、一生抱えていくものかもしれない。 一方で、HIV感染者は、「誰かを愛する」「生きる」ということについて、他の人よりも 真剣に悩み、考えなければならない人々でもある。
感染を宣告された後の、感染者の人生の一端を示すことは、HIV感染に対する無知や、そこから生まれる偏見を解消する取り組みといえるだろう。
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