自分でユニットを直接動かすことが出来ない若干のもどかしさと大まかな指示で戦闘を進める楽さ加減が絶妙。パイロット育成は思ったほど面倒ではないし、難易度もさほど高くないし、全体的に遊び易かった。
不満はやはり主人公がパイロットとして一機だけでも直接命令出来ればなと。戦闘シーンもバリエーションが欲しかった。
宇宙人来襲というSFの古典。
もっと地球人vs
火星人のドンパチシーンがメインかと思いきや、逃げ惑う人々の描写などがメインなので、地味だけども、妙な生々しさは感じた。
最後の、地球にあるアレが
火星にはまったくないのか! ってオチは強引な感じもするけど、それもまたよし。
現代のSFをいっぱい読んでる人には物足りないのかもしれないけど、SF初心者の自分にとっては結構面白かったよ。
前述のとおり、たしかに展開は地味だったけどね。
本国での出版時に掲載されたと思われる、例のタコ型
火星人などのオリジナルイラストが一切載っていないのが非常に残念。
読むだけでは補完しきれないイメージは、ぜひイラストで補いたいんだけど。
文字が抜けて空白になっている箇所が数カ所あって気になったが、特に読むのには支障なし。