NHKの大河ドラマと同じで、子役が素晴らしいと物語が俄然盛り上がってくる。幼少時のナレスワン王子を演じるプラッチャナー・サナンワッタナーノンは、裸になるとお腹がぽこっと出ていて「さすがは王子」と妙に感心させられたりはするものの、チャイドル時代の前田愛(現在の中村勘太郎夫人)に似てぱっちりした瞳が可愛らしく、いかにも賢そう。また、王子の片腕となるブンティン(ジラユ・ラオーンマニー)、王子が愛するマネーチャン(スチャダー・チェックリー)ともに子役ながらキャラクターが確立して魅力的。たとえて言うならハリー、ロン、ハーマイオニーのトリオのようなもので、この3人で第1部を見事に引っぱったと言っていい。もちろん、ホンサワディー王や王子の師となる和尚(伊吹吾郎と宇梶剛士を足して2で割った感じ)など王子の生まれ持った宿命を信じて彼を支える人々も厚みのある人物として描かれている。 NHKの大河ドラマでは子役が演じるのは最初の数話に過ぎないが、第1部はホンサワディーで人質として過ごした少年時代がたっぷりと描かれる。和尚のもとで兵法や武術を学び、戦乱の世を見つめながらシャム民族としての誇りを強くしていくナレスワン王子。本当にドラマティックなのはアユタヤに戻ったあとなのだが、少年時代を丁寧に描いているがゆえに第2部がますます面白くなるのだろう。
瞑想をする目的、目標の道しるべになったと思います。 瞑想の本来の目標を再認識しました。
世界の民族音楽に興味をもったとき、どれから聞こうかと迷ったのでこれを参考にしました。曲順が、日本をはじめアジアから欧州そしてアフリカへという構成です。 私はこの中で気に入った曲があったので、「音の世界遺産」シリーズの専門ごとに出されている他のCDを購入しました。
|