サンスター文具製「スイートプリキュア♪」のB4サイズスケッチブック。
B4サイズなので、手に取るとまずは「大きい」と感じる。
表紙は、一番最初のA柄なので、キュアメロディ・キュ
アリズム・ハミィだけ。
しかし、このスケッチブックはこれだけのキャラクターで非常によくできた逸品なのだ。
表紙は、メロディは大きく手を振り、リズムは指を立て、ハミィは
猫状態で飛び跳ねている。
背景は、スイプリらしくハートとハートの音符が多数散りばめられており、五線紙を思わせる光のラインも描かれている。
名前記入欄も表紙デザインを崩さないように配置されているのもいい。
それでいてなお、下手な華美さは一切なく、子供も大人も安心できる「スイートプリキュア♪」らしさというデザインだ。
一番の注目は、表紙をめくって最初に登場するぬりえだ。これぞスイプリ、そしてサンスターのプリキュア文具のぬりえの王道を行くデザインに仕上がっている。
五線紙の虹の上にメロディとリズムが座り、ハミィは空中に浮いている。バックには光のフラッシュが合計8個散りばめられている。
大抵「文具の付録のぬりえ」というものは、全身像が描かれておらず上半身だけというものが多いが、このスイプリスケッチブックのぬりえはそうではない。
メロディ・リズム・ハミィとも、頭のてっぺんはもちろんのこと、手の指先靴の先・髪の先まで、全身像がきちんと完璧なまでに描かれているのだ。コスチュームのリボンやフリル・胸元のキュアモジューレも抜かりなく線の一本一本きちんと再現されているところまであるのは、流石サンスターのプリキュア文具ぬりえクオリティーだと断言できる完成度。
この様には、ぬりえながら色を塗るのをためらってしまい線画として楽しみたくなっちゃうのだ。
ぬりえをめくると、残りは全て、絵画用に徹した実用性一点張りの白無地画用紙が綴じられている。
この表紙とぬりえの完成度から、このスケッチブックを手に取った者は、これが決まらなきゃスイートプリキュア♪がすたる!と叫びたくなるだろう。
ハトプリはアニメのシナリオが素人の私から見てもいまいちでgdgdだったのでこれはよくまとまっていてアニメより面白いと思いました!スイプリも読みたいですね、最後まで。そしてふたご先生の絵が物凄く上手くて好きです!!
チーム単独の劇場版のBlu-ray発売はハトプリに続いて二作目となる本作です。
封入特典がDVDと共通のためかケースはDVDサイズのピンクカラー。オールスターズDX3作、ハトプリ劇場版ともこの仕様なので、これで定着したものと考えます。
イベント用とはいえ、
スクリーン作品の「プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE」がBlu-rayケース仕様だったことや、
個人的にBlu-rayはこのサイズに収めて欲しいという願望もあって、今後どちらを採用してゆくのか興味が深かったのですが、
割り切ってコレクションの観点から見ると、これまでのラインナップに準じて頂いて良かったように思えます。
スイプリはテレビシリーズもBlu-rayはDVDサイズのデジパックパッケージですし、「DANCE LIVE」のような企画モノはイレギュラーとして、
少なくともDVDと共存している内は、いわゆる「本編」のパッケージはDVDサイズで統一してゆくものと考えていいのではないでしょうか。
まだまだDVDが主流のレンタル市場をメーカーがどう見ているかでBlu-ray商品の在り方が違っていて面白くもあります。