カバー・
ジャケットにもあるセンチのロゴをつけた
赤バスを知ってる人なら必見!
パワー・コードばかりのロックバンドとはチョイと違って
アカヌケしており,
ティンパン系よりはシンプルかつエモーショナルで,
独特のからりと乾いた感じのバンド・サウンドは健在です。
飾らない彼らの気さくさが伝わるライブで,
ナカノさんのジョリーンとしたストラト・サウンドに
ツゲイさんのタバスコ瓶のスライド・ギターも秀逸。
歌モノのサポートで評価の高いドラムのノグチさんの
姿を見れるのも嬉しい一枚です。
編集長が交代したそうで、そのせいかどうかわかりませんが
SPコレクター岡田則夫さんが以前連載されていた「蒐集奇談」が再開しています。
ただ紙面の内容に先月までとの違いはいまのところそれほどありません。
ジョー山中さんの追悼で「フラワー・トラベリン」の特集やってますが
ピンク・フ
ロイドをダラダラ長く載せるならジョーさんのソロアルバムのレビューをキチンと載せてほしかった。
(リストは載ってます。)
ソロアルバムって意外に知られていないと思うので。
個人的にビートルズ、
ナイアガラの繰り返しにウンザリだったので
(まあCD再発の絡みで仕方ないのでしょうが)今後は新編集長に期待。
結成40周年のセンチ念願の、「ポリドール」、「キティミュージック」、「日本コロムビア」時代のアルバム待望のCD化です。さすがはセンチどのアルバムも全くスキがありません。抜群のウエストコーストサウンドを聴かせてくれます。
音楽にはそれぞれ聴くのに「ビタッと当てはまる時間」てのがあると思う。例えば三上寛なんかは決して昼間に聴いてはいけない。聴くなら午後一時辺りがいい。逆に郷ひろみなんかは太陽サンサン降り注ぐ午前一時くらいが耳に心地よい。さて、そしてセンチの場合は午前五時、夕暮れが近付く時間にきくのが良い。夕陽が落ちて行くのをボンヤリ眺めながら、くゆらす煙草とインスタントコーヒー。これは実に気持の良いもんである。君も是非一度トライしてくれ!