オンキョーのDAC-1000と組み合わせてパソコンから、またCDプレーヤー(
SONY XA5400ES)から入力してAKG-k501で聴いています。
CDプレーヤーをRCA入力、DACをミニプラグ入力に入れて使っているのですが、CDの入れ替えが面倒なので殆どDAC側で聴いています。
デザイン
もろ自分の好みで作ったと思われます。
ただ社名と製品名、ヘッドフォンアンプだよ・・・という分かりきった文字だけのために貴重な前面パネルの一等席に鎮座する窓。
しかもこの文字、パッと点くのではなく厳かにフェードインしてくる感じで点きます。
(ちなみにこの文字は入力切替ボタン長押しで消すことができます。)
こんなところにお金を使うな・・・との意見をたまに目にし、まこと仰る通りなのですが、なぜか許せます。
操作性
前面パネルは、よくあるサンドペーパーを横に擦ったような処理ではなく、曇りガラスをもっと荒くしたような感じで、スイッチ類もこれに合わせています。
そのため操作時の触感が良く滑り止めにもなります。
ボリュームの操作感は重くなく軽くなく、また大きいつまみは手前に向けちょっと絞ってあり、これが表面処理の触感と相まって感じよく指にフィットします。
他、前面には入力と音質の切替ボタンがあるのですが、”小さすぎ”&”丸み”のためにその都度指がパネルに触れ、そのうち指垢でボタンの周りが汚れそうです。
おバカ度
ボリューム以外(ハード的なもの以外)の設定は
電源OFFとともに全て忘れ去ります。
入力選択はRCAに、音質はノーマルに、また窓は表示状態に・・・・あまりにもの潔さに清々しささえ感じます。
(DACはミニプラグ入力にしているので、その都度小さい切替ボタンを押してますが、これもなぜか許せます。)
音質
私はクラシック(とくに交響曲や協奏曲)をよく聴くのですが、よく言われる「聞こえなかった音が、聞こえてくる。」が体感できました。
どうだ!すごい解像度だろ・・・というような音ではなく、優しく聴き疲れない音なのですが、決して解像度も悪くはないと思います。
個人的に気に入っているのは管、特に
トランペットの音で、生演奏でしか感じられなかった鋭さの中にある甘さを感じることができた点です。
またオケの弦の響きは何れも美しく、
バイオリンの高音、
チェロやビオラの優しくかつしっかりした響きも素晴らしいです。
さらに、弓の返しの微妙なずれ、弾きはじめ、吹きはじめの独特な音のような人間味を感じさせる音も聴かせてくれます。
ちなみに、Dynamicモードなるものがあり、ジャンルによっては楽しめると思いますが、個人的にはクラシックにはあまり向かないように感じます。
特にこのモードを使わなくとも、澄んだ低音、広い音場の存在感で迫力不足は感じません。
その他
熱くなります。A級増幅なので当然とあきらめましょう。
(そのくせ
電源スイッチは後ろにあったりします。前面の窓に文句がでる一因ですね。)
昔よく電器屋のワゴンにのっていた赤い電気アンカを超えているかも知れませんが、冬場はいいですよ。
総評としては「買って良かった。」です。
こうなら良かったのに・・・という点はありますが、なぜだか使っていて気になりません。
それだけ愛着を持てる魅力があるということしょうか。
Very good value, very nice quality, fast delivery. All good!
アルバムのすばらしさは他の方のレビューを読んで頂くとして、米盤には「Live in Tokyo 2001」と同じ赤坂ACTシアターでのパフォーマンス「Samba Do Aviao」と「Improvisasion」が
ボーナストラックとして収録されています。これは「Live in Tokyo 2001」に収録されてせんので、聴きたい方は米盤をおすすめします。
ダイナミックな写真に思わず手に取り購入してしまった。
紹介されているのはヨーロッパの豪華
列車が中心。
写真が美しく、開放的な雰囲気とともに、見慣れない形の
列車を眺めるだけで楽しい。
国内の鉄道も扱われているがやや見劣り感が否めない。
記事の扱いが小さいからか、はたまた実際にそうだからだろうか。
それでも96ページの鉄道博物館の写真などは迫力がある。
117ページから128ページにかけて「台湾一周
駅弁の旅」というのをやっているが、これは国内の
列車でやってほしかった。
その方がこの号を読んで鉄道で旅行してみたいなと思った時にすぐに出かけられ、本を読んで抱いた憧れと現実のアクションがリンクしやすくなるからだ。
憧れの
列車の旅を空想するだけでも楽しめるが、実際に乗りに行くにはやや敷居が高い。国内にも魅力的な豪華
列車はあると思うのでその辺りをもう少し掘り下げることも可能なはず。
その点だけが少し勿体なく感じたが、それ以外は概ね素晴らしく、読んでいて楽しめた。