団暦2988年、アドラー星に不時着したモーターヘッドのメインテナンス技師ソープ(アマ
テラスの帝)が活躍する1巻を映像化した物です。原作の連載開始時からのファンなので購入しました。原作とはやや設定が違うストーリー部分がある物のファンには十分楽しめると思います。時間が短いのが残念です。
日本人の考え方、アメリカ人の考え方、この違いが明確に書かれています。実は単行本も買いましたが、部下に読むように渡したところ、あちこちに回覧され行方が分からなくなりました。KINNDLEにあることが分かり購入しました。
87年にリリースされた旧盤(32CC-2041)では中島紳介氏による解説が、本盤では「ゴティックメード」の音楽プロデューサー・矢部敦志氏の物に差し替えとなっています。87年当時を知らない若い人の為に中島氏の解説も残して置いたほうがよかったのでは、と思います。
永野護氏の写真ですが、87年当時の物ではなく、「
THE FIVE STAR STORIES」の旧盤たる90年リリース盤「THE FIVE STAR STORIES(番号・COCC-6546)」で使用された物の転用です。
本盤での「+1」たる
ボーナストラック曲「FOOL for THE CITY」は、同時発売の「
THE FIVE STAR STORIES GREEN and GOLD」や「
THE FIVE STAR STORIES」の
ボーナストラック曲の4曲と違い、初CD化のはずです(先の4曲は88年7月にCDシングル
ファイブスターストーリーズ〈番号・15CC-8052〉としてリリースされています)。本盤の方のみ「+1」なのは「FOOL for THE CITY」のB面曲(だいぶ懐かしい表現ですが)が本版トラック4の「FLYING」であった為です。
「+1」の「FOOL for THE CITY」ですが、「本盤の元たるコミック『FOOL for THE CITY』」のインスパイア元たるフォガットの曲「
Fool for the City」とは歌詞・曲調ともまったくの別物です。
約25年に亘って幻の曲と化していた「FOOL for THE CITY」が入手できたこともあり、4つ星で。