「シティーハンター」「横山三国志」「ビートエックス」でフェンスを知ったあなたにこのアルバムを。
※残念ながら横山三国志２期OP「DON'T LOOK BACK」は抜けましたが、そちらは「BEST」で。
※「異次元の世界エルハザード」OP「13月の革命」も抜けてしまった。これは残念。

しかし入手困難だった「ビートエックス」OP「遥か -Sailing For My Dream-」が入ったことを喜びたい。

FENCE OF DEFENSEの本質は重厚で格好いい３ピースのロックバンド。
アニソンで聴かせる音は世を忍ぶ仮の姿です。
このアルバムは、そんなサウンドがぎっしり詰まってます。
是非、このアルバムで「あ、フェンス格好いい！」と感じて欲しいとFREAKSのひとりとして願っています。
そして、新作「円游律」もご一緒に是非。
まるで「バジリスク〜甲賀忍法帳」の物語を想起させる「夢想月」という名曲がありますよ。
FENCE OF DEFENSEと映像文化の親和性・・・アニメは勿論、映像が好きなあなたなら、きっと好きになれます。

アンコール含めた最後の４曲が圧巻。
ラストのこの４曲だけでも買う価値アリです。
Get Wild → ALL-Right All-Night → You can Dance → Come on Lets Dance ！！
全盛期のＴＭファンにはたまらない、鳥肌のラインナップです。

アンコールの時は全員着替えてラフな服装になってたからなのか
最後だったからなのか、
それまでよりも一層伸び伸びとパフォーマンスしてた気がします。

ＦＯＤの事は恥ずかしながら知らなかったんですが
同年代のそれぞれの味が出て全体的に良い感じのステージになってると思いました。

そして何よりも、ウツを筆頭にＦＯＤや葛城氏、浅倉大介氏等、
全員がステージや演奏を本当に楽しんでいて、見てるこっちも笑顔になります。
50代とは思えない。きゃっきゃしてます（笑）
世の部長クラスのオジサマとはやっぱり違いますね（あたり前か。。）

ちなみにこのライブ時のウツはスリムで素敵です。
あれだけ動いて歌ってれば当然なのかな。

いつまでも若々しく、
パワフルなライブを見せ続けて欲しいですねー。

再発にあたり以下の3本が同時収録されました。【DATE NO.6】ビデオシングルとして発売された作品。アニメーション・クリップで、手がけたのはあのGAINAXです。なんでも、製作に2500万円もかかったとか。【video digitaglam】テレビ東京系アニメ「三国志」オープニング曲だった「時の河」「DON'T LOOK BACK」を含むCLIP集。アルバムdigitaglamの曲に乗って紡がれる1本のストーリーになっています。【CLIPS】フェンスのデビュー10周年の1995年に発売されたCLIP集。「FAITHIA」~「最後の想い」までのプロモビデオと、撮りおろしのメンバーを象徴するかのような短い映像が収録されています。入手困難だった各タイトルが一気に復活して、ファンとしては嬉しい限りです。

　今回のアルバムはロックに格好良い曲、プログレ的な曲、しみじみと聴かせる曲、シニカルでいかにもFOD的な曲と、私も色んなFODを感じられました。
　FODのアルバムは、その時々で音の路線やコンセプト的な構成が多いですが今アルバムは新曲でありながら何回か聴いていると、各曲がある時々のFODに通じる曲が集まったアルバムと感じました。そういった意味では活動が長いとその時々で曲の路線が変化したりするので、ある時期のFODが好きだという方にも特に気に入る曲があると思います。

　DVDは約30分収録でCD+DVDのパッケージはオリジナルアルバムとしては初ですね(ライブアルバム「REUNITED & STARTING OVER」ではCD+DVDは有り)。通常のCDケースの厚さに収納されているので保管もかさ張らない点はGood。
　内容は「KICK DEVIL ROX」「DRIVE ALIVE 〜新世界〜」「涙の星」の3曲のミュージッククリップとその撮影風景（わたるさんのビジュアルの変化には驚きました）。他にCDジャケット用などの写真撮影オフショットも収録されています。選択メニューも有りですがオフショットの割合の方が多いので後者は正直、FODには無しでも良い映像とも感じます。

　全15曲中でインストが3曲あっても、久しぶりにFODの新曲が色々なタイプの曲として多く聴けたので個人的には満足な内容でした(ロゴデザインとかも好きです)。しかしDVD付属でもインディーズレーベルでもある為か価格が高く、よりコアなファンしか入手しないと思うのでCDのパッケージとしては少し商品評価が難しい所と私は感じました。

　DVD映像が必要ない方なら配信も手ですかね。某配信では1〜8、9〜15が別セットもあるので、曲や音を純粋に楽しみたい方には(曲構成の区切りも良い感じなので)片方のセットから聴いてみるのも良いかと思います。

前回のアルバムとは、全くと言っていいくらいにサウンドの仕上がりも変わった。１９９１年に出したアルバムdigitaglamのセカンドである！
彼らがこのアルバムにこだわっている意味が、きちんと込められていると思う。奥行き感よりもかなり前進した音作りが、前作のアルバムとは
大きく違う。デジタルでありデジタルでないこのサウンドこそdigitaglamなのだと確信できる。

01. フラクタル
02. digiTaglam 2
03. CHAOSmix
04. Midnight Flower ver.2014
05. Deficiency E Syndrome
06. 不完全性定理
07. 明日に向かってShout!
08. バベルの図書館
09. monochrome feedback
10. SARA ver.2014
11. 四次元トーラス
12. Go! Go! 55
13. World in Love Japan
14. 象牙の塔
15. 時の河 ver.2014

この内容を見ても本気だ！！