正確には憶えていないが、もう30年近く前ではなかったろうか。当時、ライ・クーダーに夢中だった。そのライ・クーダーが参加している日本の音楽、沖縄の音楽あると聞いた。それが、この「Blood Line」というアルバム。ここに収録されている曲はすべていい。パワーと哀感に溢れ、日本音楽としてのアイデンティティを感じた。いまではだれでも知っている「花」、この盤では「すべての人に心に花を」となっており、歌も知名昌吉ではなく別れた奥さんが歌っていた。この歌には、ライ・クーダーも参加ており、あのボトル・ネックギターがなんともいえぬ情感を出している。このCDは本当に歴史的な名盤と思う。しかし、当時もいまもなぜかそんなに売れている形跡がない。以降、「花」という歌だけが国民的な歌となり、何度も録音されているが、私はやはりこの盤が一番好きだ。ご存知ないかた、若い方も含め、是非、このCDを聴いて欲しい。なぜ、あのライ・クーダーがこのクルーに参加したのかわかると思う。
CDを聞いてみて、意外と聞いたことのある曲が多くてうれしかったです。特に「じんじん」「花のかじまや」「てぃんさぐぬ花」がお気に入りです。さらに「ハイサイおじさん」はきっとどこかで聞いたことのあるメロディがはいっていますよ(笑)。
喜納さんが民主党で立候補したまさに
この本書の時期、一個人として
旗持ちをさせていただきました。
その後、当選してからの喜納さんは凄かった・・・。
自分の党の親玉である菅さん、鳩山さんに
沖縄の基地問題をビシビシ詰問していらっしゃった・・・。
そーゆー態度は、日本の音楽界では不利です。
それわかってますか?
と、ご本人に尋ねたら、
「うん、わかってるよおお〜」と
軽い返答。
原発問題を徹底して追及したのは、
喜納さん、キヨシローさん、江戸アケミさんだけだ。
その重要さを、みなさん、この本通じて
身に沁みて感じて下さい。
渋谷センター街の選挙パレードでは、
僕の前を元ハイ・スタンダードのボーカルの方が
旗持って行進してた・・・。
どんとさんも、喜納さんにめちゃシンパシー感じてらした・・・。
もすこしわかってあげてください!!
喜納さんの勇気と根性を!!
スタイリッシュ優先が偉い、なんて誰が決めた?
町蔵よりみちろうより、
僕には喜納さんや江戸アケミさんが
輝いて見えます。
(以前のレビューで、喜納さんのレコードリリース時期を
間違えて記載してしまいました!指摘してくださった方、ありがとう!)
今日もどこかでニコニコボランティア。
喜納さんの真摯さに打たれる一冊です!!