期待通りでした。対応も良く、直ぐ届きました。匂いの名前を、カナでも書いてもらいたいのと、名前だけでは分からない匂いを、言葉で伝えて貰えてるともっと買いやすいです。
文学作品の映像化は原作のイメージを損なうものが多いのですが、これは違います。主人公のセーラを演じるアメリア・シャンクリーは「ドリーム・チャイルド」(不思議の国の
アリスの映像版)にも出演するなど、古典的な衣装がとてもよく似合いかわいいです。それにミンチン先生が素晴らしい!!舞台にもでている役者さんです。本当にレベルが高くて、驚きます。「小公女」の映画はリーセル・マシューズ主演のものや、シャーリー・テンプル主演のものがありますが、これが断然おすすめです。
自称「
ジャズが好きなシンガー」、Nikki Yanofsky(ニッキ・ヤノフスキー)。
歌はうまいし、パワフルで、テクニックもある。
1st.ではまるでマイケル・ジャクソンの若かりし頃のようなボーカル。ノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」の作者ジェシー・ハリスも参加したオリジナル曲にスターンダードを混ぜた形のアルバムは、全米の
ジャズチャートでも1位。しかし、まだ
ジャズチャートなんですね。
ジャズ限定でないチャートでトップをとってグラミー賞を狙って欲しいと思います。
で、この2ndは、クインシー・ジョーンズが自ら申し出てプロデュース。メインのチャートを狙っています。
特に1曲目「Something New」と12曲目「Kaboom Pow」の出来が素晴らしく、うまく脱皮できています。
そもそも彼女の場合、Jazzと言っても、往年の歌手の解釈を真似ただけという印象が強く、Jazzだけに固執する必要はなかったと思います。
なので、この2ndへの流れはとても自然に思えます。
ジャズからの転身といえば、結局1st.を超えられないノラ・ジョーンズが思い浮びますが、軸足はJazzに残すつもりのようなので、しばらくはクインシー・ジョーンズの元でガッツリやって欲しいと思います。今の彼女に必要なのは、表現力や解釈の幅を教えてくれるプロデューサーと、まだ若い声の彼女に合う楽曲を提供できる才能あるソングライターです。
YoutubeやSoundCloudでビヨンセのXOをカバーしてますが、あちらも必聴です。まるで持ち歌のようです。
ちょっと気になるのは、今回のアルバムは曲によって若干キャラがSADEとかぶっているところです。
表現力が備わればまだまだ化ける可能性を秘めているので、
カナダと日本で彼女を育てて、是非アメリカで成功してくれるといいですね!
しかし、なんでこんなに地味で冴えない
ジャケットなんだろう。
あと、フルネームで売らないと、「ニッキー」だけじゃ「ニッキー・ミナージュ」だし、「Nikki」だと「日記」とか「日本機械工業(通称ニッキ)」ばかり検索で引っかかるし、そもそも「ニッキー」だと「Nikky」で検索しそうだし。アマゾンでは「ニッキー」じゃなくて「ニッキ・デビュー〜エラへ捧げるスウィング」(2009年)の時に使っていた「ニッキ」のままだし、「キティちゃん」の「偽キティーちゃん」みたいな、ブランド崩壊状態です。レコード会社さん、ちゃんと売ってください。最初が肝心だと思います。
国内盤だけ1曲
ボーナス・トラックがあります。
彼女の主要なアルバムはこれ以外に2枚あります。amazonではバラバラなので、主なものを以下にまとめます。
ニッキー・デビュー~エラへ捧げるスウィング(初回限定盤)(DVD付)ニッキ・デビュー~エラへ捧げるスウィングElla...Of Thee I Swing LiveNikki USバージョン
Nikki + 2 Bonus Tracks B&N Exclusive バージョン
「NIKKI」
カナダ・バージョン(13. Over the Rainbow、14. I Believe)
ニッキー~フォー・アナザー・デイ 日本バージョン
ニッキー~フォー・アナザー・デイ デラックス・エディション 日本デラックスバージョン
Nikki UKバージョン