幾度か映画やテレビ・ドラマとして映像化されて来た船場の大店の相続をめぐる悲喜劇。三姉妹と彼女らを取り巻く人々の欲望が、最後に至って亡父の遺言により見事にどんでん返しを喰らわされるという痛快な皮肉が利いた傑作である。登場人物の性格描写や遺産相続の詳細が極めて興味深く描かれていて、誰しも作品の世界に引き込まれてしまうことであろう。ずっと以前に読んだ時から私の愛読する数少ない小説の一つになっている。

全クリアしての感想。

今作は抜きゲーです、序盤までは復讐が目的とかサスペンス要素があるけど中盤以降はご都合的展開のオンパレードでまともに話を観るのが馬鹿らしくなります。
ゲームの流れは選択肢を選び続けてＥＮＤへ〜という普通のエロゲです、間違った選択肢を選ぶとＢＡＤＥＮＤへ直行します。

ヒロイン個別ルートはありません、終盤の選択肢で分岐する個別ＥＮＤはありますが取って付けた様な内容なので×。

シナリオは２ルートに分かれています。
１つは通常ルート、主人公の目的である復讐とヒロイン達から信頼を得て共闘するというのが目的の話、序盤は復讐相手の『伊丹』を陥れるのが目的でこの先の展開が楽しめそうだなと思ってたんですが中盤以降は媚薬を使ってなんやかんやで問題が解決するという普通の抜きゲーに成り下がった、
ヒロイン達に迫る危機を知った主人公がヒロイン達から信頼を得て協力してもらう為に行動するんですが誤って媚薬を飲ませてしまいヒロインとＳＥＸしてそのまま懐柔、その後もとんとん拍子でヒロインとＳＥＸしていきご都合的展開で危機回避＆復讐を成し遂げて個別ＥＮＤ（終盤の選択肢でＥＮＤが分岐）という流れなのでくだらなく感じる。

２つ目は主人公陵辱ルート、媚薬を多量に飲んで狂った主人公がヒロイン達を陵辱していく話です。
陰鬱な雰囲気は良いんですが１枚絵の使い回しや媚薬でヒロイン達を（以下略）なので微妙。
『杏里』については主人公に対しての冷徹な態度が見れたのは良かった。

今作の陵辱要素に関して。
陵辱者は主人公が主な役回り、媚薬の影響で暴走してヒロインをレイプという流れ。
他男による陵辱は少ないので寝取られ要素は薄い（他男による破瓜Ｈシーンが無いので余計にそう感じる）。
何でこの流れで陵辱シーンが無いのか？という所もあるので×、通常ルートの終盤で乱交展開にならないとか製作者側に激しく問い詰めたい（憤）、特にＢＡＤＥＮＤのその後が気になる所で終了するのでフラストレーションが溜まる。
他男に音声があるのは◎。

エロシーンに関して。
エロ総数は約４０シーン。
原画絵が美麗で差分も多いので実用的だと思う。
特殊なシチュエーションは、
・放尿
・媚薬で快楽漬けＨ・
・他男による輪姦（３シーン）
・他男による乱交（１シーン）
・主人公による３Ｐ（１シーン）
・主人公による腹ボテＨ（１シーン）
・レズ（１シーン）など。

・総評
シナリオには期待してませんでしたが媚薬によって物事が解決するご都合的な流れは白ける原因にもなってると思う。
他男による陵辱シーンが少なかったのは残念。
通常ルートの中盤以降の失速具合には勿体無いの一言、せっかく魅力的なヒロイン達がいるのにあまり生かせていない様で惜しいなと感じた。
主人公に関してはヒロイン達に対するセクハラ発言などエロに積極的な所など個性的で面白いキャラだったんですが中盤以降はシナリオと同様に微妙な感じになってしまったのは×。
あまり過度の期待はせず抜きゲーと割り切って購入されれば善いと思います。

登場するキャラ、ＣＧなどは相変わらず綺麗でした。ただこの作品をする前にＥＬＦ作の「媚肉の香り」や「人間デブリ」をやっていたため、ストーリーなどの面では微妙なところがありました。
後者の２作の前にやっておけばよかったなと今感じてます。

船場言葉が心地いい。
京マチ子と若尾文子。
浪花千栄子と北林谷栄。
そして鴈治郎に田宮二郎…
すごいキャスティングにワクワクします。
特に浪花千栄子のイケズさは迫真

賛否両論の様ですが

本来の彼女らしいやさしさにあふれたいいアルバムですね。

聞き込む程に味が出ます。

そろそろ布袋さん色から脱皮した方が彼女らしいのかもしれません。

売れるかどうかは別としても。

東京国際フォーラムのライブもほのぼのとしたオーラに包まれて

大変良かったです。優しい気持ちになれました。

私は時々思い出しては聞くファンですが

長年のファンの方には納得の出来ではないでしょうか。