荒川アンダー ザ ブリッジ(12) (ヤングガンガンコミックス)
金星の話は一切進展なしというか前巻のエピソードは無かったみたいに日常エピソードのみだったのとシロさんや艦長、島崎、など何故か登場しないキャラがいたのが気になりました。 作画もキャラの顔が安定していなく、またギャグが若干ややこしいのとで読みづらかったです。 ギャグも低め安定といった感じでまったり3巻くらいに戻ってしまった感じでした。 読み切りマンガも状況が分かりづらい所や説明口調のセリフなど個人的には趣味に合わず楽しめませんでした。 荒川部分も含め全体的に中村工房の雰囲気にかなり近い話が多い印象を受けました。中村工房が好きな人は楽しめると思います。 私にはちょっと期待外れでした。
荒川アンダーザブリッジ 荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ オリジナル・サウンドトラック ~AUB39~
良くも悪くもそのまんまでした。
OP・EDもTVサイズで入っているので原作の流れで音楽を聴けて良いです。
荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE スペシャルエディション(完全生産限定版) [DVD]
原作のコミックも、TVシリーズも未読未見です。そんな私が本作を語るのは申し訳ないのですが、シュールで不条理なコメディで、深読み出来る人にはそれなりの価値が出てきますよ。(笑) いや、面白かったのでTVシリーズを観ちゃいました。
金星人を名乗る少女、頬に傷がある男のシスター、白線を引き続ける中年、仮面を被った兄弟、等々、これらひとクセもふたクセもある河川敷住民を取り仕切る自称カッパの村長。ここには確かに、一つの世界があります。(笑)
それでも、設定だけちゃんと飲み込めば、未見の方でも普通に面白い映画だと思います。
もう、そこから、「なんだなんだ??」って見ちゃいます。前半はとにかく、駆け抜けていく感じで、主人公と同じようにこの奇妙な人たちのペースに巻き込まれてしまう。後半は、トーンが変わって、金星人との恋の行方と、お父さんとの戦い。なんか、おかしい(不条理)のだけれど、シリアスにいいこと言ったりしてるんだよね。それで、なんかもう、ツッコミどころ満載なのに、なんだかいい話になっちゃって、変で不思議で面白かった。嫌いじゃないです。
COSMOS vs ALIEN
話題沸騰中の「COSMOS vs ALIEN」やっと聞きました。
やくしまるえつこがついに本気を出してきたといった感じ。
衝撃的な曲です。
M1「COSMOS vs ALIEN」はやくしまるえつこ版の「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」とも言えると思います。
曲も歌詞もめまぐるしく変化していくので最初はすごーくびっくりします(笑)
これだけ複雑でありながら、同時にいつものやくしまるのキャッチーさと中毒性も兼ね備えた曲は
今まで相対性理論にもなかったのではないのでしょうか。
イントロからアウトロまでヘッドホンで爆音できくとトリップできます(笑)
個人的には2010年マイベストソング決定です。
M2「なんちゃって・ザ・ワールド」はキュートなファンクチューン。
これも前半〜中盤〜終盤と曲調ががらっと変わってとても面白い曲です。
特に後半のたたみかけるラップのような部分は本当に格好良いです。
栗コーダーカルテットが参加していたり、ギターが菊地成孔DCPRGの高井康生だったり、
ドラムがd.v.dのJimanicaだったり、玄人好みの渋い人選も流石です。
M3「ウールはゆっくり夢をみるか?」はタイトル通りのドリーミーなウィスパーボイスが堪能できる
しっとりした曲で、鍵盤の音色の中での囁きがとても気持ち良いです。
「僕を呼ぶのは誰?」の部分のメロディーが良過ぎていつもドキドキします(笑)
シングル盤ですがカップリング含め3曲ともクオリティ・バランス・順番が非常に良く
1枚通して何度でもリピートしたくなります。
やくしまるえつこの名人芸ともいえるような声の使い分けも、今回も素晴らしいです。
相対性理論のアルバムに物足りなくなってきた方には、特にオススメです。