銀魂の小説版完結です。
書き下ろしも入っていて個人的には満足。
銀魂のテンポの良さを活字だけで表わすのって難しいけど、
原作の良い感じを崩すことない学園ものになっていて面白いですね。
最後の終わり方も、まあ納得。こういう終わり方が妥当かな?って感じでした。
今から丁度20年前、都内各地の名画座を巡ってこの映画を何度も何度も繰り返し観た。カッ
プリングはやはり同じデニス・クリストファー主演の「ヤング・ゼネレーション」が多かった気がするが、ヤンゼネが青春映画の掛け値なしの傑作なのに対して、この「フェイドTOブラック」はB級感あふれる怪作であり、雰囲気的に一番合っていたのは「時計じかけのオレンジ」との二本立てだったような気がする。
ここでは、映画というものの持つ危険な中毒性と、映画マニアというものが自己を絶対視する奇妙な感覚が絶妙に描き出されていた。(オレンジの場合はクラシックマニア)
ストーリー全体も、細かなディテールも不思議なくらいよく覚えている(Lucky Strikeのパッケージやら、Nick Heywardのような顔で待ちぼうけを食わされてた時着ていたダサいチョッキ等等)のだが、もうとっくに学生ではなくなった今、改めてこの映画を観た時にどれくらいハマれるものなのかはまるで想像がつかない。
何はともあれ、映画館へ2回行く値段でこのDVDを手に入れられるなら買うしかあるまい。