商品の詳細については他のレビュアーさんが紹介されているので
実際に使用した感想を書かせて頂きたいと思います。
<声優ファンには嬉しいシステムボイス集>
声優さんがキャラクターの声で録音した様々なボイス、これがこのアイテムの存在価値であると思います。
加えてボイスクロックでは山百合会の皆様が分単位で時刻を教えてくれます。
(ただし、ボイスクロックのキャラクター絵の編集が甘くやや画像が荒いのが残念です)
また、
スクリーンセイバーにはTVアニメのOP・EDの両バージョンが音付きで収録されています。
<壁紙&アイコン集はオマケ程度と考えた方がよいです>
アイコンなどもマリみてバージョンに変更できますが、正直なところあまり実用的でないと思いました。
というのは、公式HPに掲載されている画像をほんの少し編集した程度であったり、
デフォルメキャラ等の絵はドットが荒くて良い出来とは言えませんでした。
また、大半の壁紙はアニメの1シーンをカットしたものなので、特に希少性はありません。
アイコンと壁紙はオマケ程度と考えた方が良いです。
<
ジャケットデザインは良い・ディスクの絵柄はDVDとお揃いです>
このアイテムはDVDケースに
収納されているのですが、ケースの絵柄は
マリみての世界観を壊さない良いデザインでした。
また、ディスクはDVDと同じ山百合会のマーク入りのデザインなのでファンには嬉しいアイテムになっています。
総合的に見て、「
マリア様がみてる」の「声優さんが好きな方」にはお薦めできますが、
キャラクター(絵)が好きな方にはあまりお薦めできません。
声優さんファンには納得の価格かもしれませんが、その他の方には少々割高だというのが正直な感想です。
いよいよ、
マリア様がみてる、終りかという感じです(書籍化されていなかったもののストックが此の巻にてなくなったそうなので)読了感は悪くなかったのですが、やはり最初のころと比べると文体というか
タッチが変わったような印象はあります。
祥子様が卒業・というか瞳子が妹になってからは弾けるようなところもなく穏やかに日々が流れる・悪く言うなら消化試合といった体でいささか盛り上がりに欠けるという印象でしたのでしょうがないのかな、という気もします。
まぁ僕は最近お釈迦様もみてるの気持ち悪さに辟易していたので、そういう意味での口直し、リセットできたなという点では面白かったですが(笑)
少し気になったのは文体の変化もそうですがリリアンってこういうところだっけ?というか少し俗っぽい表現が増えたかなと気のせい程度には思います、最初のほうなどはガチファンタジーかよっ!というくらい純真で無垢な天使達のお話という印象でしたがそれが薄れていうような…妊娠とか、愛憎とかが少し見え隠れしてるというか
書き手の問題か読み手の問題かは分かりませんが少し違和感を感じました。
あとはイラストに関してなんですが、そもそも僕はアニメ→原作なもので割りと毎回の表紙や挿絵も楽しみにしているんですが最近はちょっとアレかなっと…
いつからかデジタルに移行してるひびき先生でしたが当初はソフトの問題や先生自身のデジタルへの熟練度もありアナログの人感丸出しだったのですがどんどんこなれて来てるのか流行の塗り方になったのか、ひびき先生らしさが失われたというか、クセがなくなってるのが少し残念、時代の流れなんでしょうが…。
アニメ「
マリア様がみてる」のサントラで、OVA版で新たに追加された曲を収録。
EDのKOTOKOの「シャルシェ」と「きれいな旋律」のShortVer.も収録。
「子羊たちの休暇」の中でのパーティーでの曲も収録。
ドビュッシー「月の光」
ベートーヴェン「エリーゼのために」
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」(
フルートのみ)
ヴィヴァルディ「マンドリン協奏曲ハ長調」
残念なのは祐巳が歌う「マリア様のこころ」が収録されなかったことですがそれ以外は不満はなく、片倉三起也ならではのマリみてのクラシカルなサウンドを楽しめます。
本作はいまや百合ものの代表格のように扱われている。実際、『黄
薔薇革命』のあとがきで著者は「ソフトだけど百合」とのレビューを好意的に評価しているし、雑誌の百合もの特集では必ずといっていいほど表紙を飾る。
しかし、実は百合でもなんでもなく、中身はどこにでもありそうな学園コメディである。「
薔薇さま」「姉妹制度」といった独特の設定のせいで好奇の目で見られることがしばしばあるが、本質的には“人と人との信頼関係”とか、“家族のような人間関係”といったものを築いていく、そういう話である。
だいたい、百合ものにありがちな、他人に理解されないゆえに二人だけの世界に閉じこもっていく、といった話は長いシリーズの中で1回きり(『いばらの森』)しかないし、ましてや、一部の男性が想像するようないかがわしい話(これは初巻の案内文がよくない!)は全くない。
その問題の「姉妹(スール souers)制度」だが、「姉が妹を指導する」というタテマエよりは、むしろ、結婚とか家族とかの疑似体験というニュアンスが、回を追うごとに強くなっていく。自分も相手も女性なのでお互い共通の思考回路を持っている(と期待する)し、家庭は学校とは関係なく従来どおりだから、実際の結婚のようなさまざまなリスクを避けながら結婚気分を味わえる、というのが種明かしである。
これについては特に、文庫のシリーズが始まる前に雑誌に掲載された作品(『チェリーブロッサム』所収)の「一人のお姉さまに対して、妹になれるのは一人きり。一対一の関係ですから、契りを交わしたことで、一番親しい間柄だと認めてもらえるわけです。他の方々だって遠慮なさるような、ステディな関係、とでも申しましょうか」という言い回しに注目していただきたい。それに加えて、『妹オーディション』あたりを読めばはっきりするだろう。
さて、この巻では、学園祭前日、たそがれた祥子が古い温室で祐巳とともにたたずむシーンが、淡々としていながら、深い人間関係が読み取れて味わい深い。このあと巻を追うごとに人間関係が緻密になっていくので、心のアンテナが少しでも反応した(笑)人は続刊をお勧めしたい。
キャラクタースリーブコレクション 第12弾 全4種類 の中の1つです。
セット内容は、スリーブ60枚入りです。
スリーブのサイズはスタンダードサイズで、ヴァイスシュヴァルツやリセ、ガンダムウォーなどのカードにピッタリです。
イラスト面は綺麗に
プリントされていますし、厚手のスリーブなので耐久力がありそうです。
コレクション用としてもカードゲーム用としてもオススメだと思います(^_^)