購入したREVEX ワイヤレスチャイム Xシリーズは、発信機と受信機がセットで販売されているが、発信機が３種類あり組み合わせ自由なのでいろいろな活用を考え、X850セット１式、X810セット２式を次のように配備した。（発信機、受信機は単品でも販売されているが個々に買うと値段が高くなる）

１）X850は、人感ｾﾝｻｰ発信機を玄関の下駄箱の上へ、受信機を居間へ・・・玄関往来を人感ｾﾝｻｰが感知し通報（発信チャイム音は「ピンポンピンポン」）
２）X810は、呼び出し発信機（ﾎﾞﾀﾝ押下式）と受信機を２つの寝室へ・・・夜中に動けなくなった時に別寝室・居間へ呼び出し発信機で通報（発信チャイム音はＡ寝室がブザー音、Ｂ寝室がサイレン音）

チャンネル設定を全て同じにしておけば受信機はいづれの発信機からの発信も受信し、どこに居てもチャイム音の違いで発信元が分かる。又、音量も大小設定可能で寝室の受信機は小音量、居間の受信機は大音量としている。（ベランダに居ても聞こえる）

弟が工場をやっており日中は工場内に居る事が多いので、X850ｾｯﾄを用いて通用門の人の通過、工場建屋入口の人の通過管理用に薦めている。この場合はX850を1ｾｯﾄと人感ｾﾝｻｰﾁｬｲﾑ単品の購入で管理できる。（受信機は１台でＯＫ）

又、２世帯住宅等で、上下階での一緒の使用、チャネル設定を別にした各階での使用も可能である。

いろいろ組み合わせが考えられるのが楽しく、安価で安全管理も前進した。

※私は難聴者ではなく私の祖母が大〜重度の難聴者です。その為、以下は私が使ってみた感想と、私が祖母と本品で電話をした時の感想です。

着信音量は大・中・小から選べます。それぞれ95dB、85dB、75dBです。85dBは家の外にいても聞こえる音量ですが、95dBは電話がかかってきた瞬間にびっくりするぐらい大きい音です。
なお、着信音が聞こえなくても、着信があると本体の前面と側面のランプが点滅しますので、難聴者の目の届く範囲にあれば、より着信に気づきやすくなります。

通話では音程や音量を変更する事が出来ます（通話中にも変更可能）。音量増幅ボタンも有り、これを押せば更に通話音量が大きくなります。
難聴者が受話器を耳に密着させていても会話は外に漏れます。私の祖母の場合、祖母が電話をしていると相手の声が私にも聞こえます。ですから、祖母が相手が何を言っているのか分からない場合は「（相手が）○○って言ってるよ」と会話を助けてあげる事が出来ます。

私が大〜重度の難聴者の祖母と電話をした場合、上手く聞こえている時もありますが、ちょくちょく聞こえていない場合があります（言い直せば伝わりますが）。ただ、難聴者向けではない一般向けの電話を使っていた時と比べると、会話成立度はものすごく上がりました。買って良かったです。

以下、他の事について書きます。
・液晶画面はありませんので、ダイヤルを押し間違えても気付かない可能性があります。一応「短縮ダイヤル機能」があるので設定しておけばよく電話をかける番号については大丈夫ですが。
・サイズは230×190×65mmで、885g。
・ダイヤルのボタンは縦33mm、横31mm。
・ダイヤルのボタンは点字付き(数字の0〜9のみ)。
・ダイヤルのボタンは少し硬めなのでしっかり押さないといけません。
・壁掛けフック有り。
・オーディオ出力端子有り。ネックループ、M-リンク・人工内耳のスピーチプロセッサ、補聴器等各種の誘導コイルや音声補助装置に接続可能。
・通話途中、通話相手の声（音）が一瞬途切れる現象がちょくちょくあります。一瞬「電話が切れた」のかと錯覚しちゃいますが、これは慣れだと思います。

聞えはオムロンよりいいが装着が簡単ではないように感じる。耳せんのウレタンが破損しやすい。

高齢者が使用しているが、耳挿入部分のスポンジサイズが大きくて
耳穴の奥まで挿入が出来ない。
スポンジサイズの更に小さい製品（外径）を望む。

こちらの目的よりは少しパワーが足りませんでした
ハウリングも最大パワーでは出ます。イヤーロッドの
さいずのオプションが欲しかったです。
まあ、人によっては充分でしょう。