いい褒め言葉がうかばず申し訳ないが、とにかく感動した。
人間は成果を出すためでなく、何かのために生きているのだと思った。
私は最近急増している生活保護受給者が嫌いで、
そのつながりで、障害者の方々にも嫌悪感が募るようになっていた。
「自分たちの税金を食いつぶしている」というような気がしていた。
が、濱田さんの人生を知り、その考えがいかに恥ずかしいものだったか知った。
自分の精神力や生きる力は、この人の足元にも及ばない。
こんな壮絶な人生を送ったら、私は一カ月程度で自殺していただろうと思う。
いや、自殺という暗い言葉は褒めるレビューにふさわしくないが、
とにかく、そんなネガティブに染まった私の脳内に、大きな光を差し込んでくれた。
この本にとても感謝している。
「人に嫌悪感を持っていた自分は、少し疲れていたのだ」と思った。
紅白に出るという濱田さんの夢が、どうなるかはわからない。
紅白はショービジネスだから。
でも、
紅白なんて出なくても、それよりずっと大きなものを、
きっと濱田さんは多くの人に与えていると思う。
ラジオで情報を知り購入し聞いてみましたが
聞いていて心苦しいです。
こんなにリアルな歌が今までどこにあったのか?
そしてこういうリアルなことはこれからも伝え続けなくてはいけない問題です。
聞いているとかなり悲しい気分になってしまいますが
紅白歌合戦に出演されることを願います。