じつに巧いと思いました。
主題は確かに食べものです。
しかしそれを食べた状況、いつ、どこで、誰と、何度くらいをつみ重ねることによって、婉曲に著者の過去を浮き彫りにし、その時々の感情を鮮やかに描き出します。
食べものを細かに描写したエッセイは多々ありますが、食事を切り口に人生を垣間見せる、「見事だ」と思いました。

1篇1篇は食材をタイトルとして２ページくらいに収められているのでスルスルと読みやすいですが、著者のエッセイはすぐに読んでしまうのがもったいないと思わせる味わいがあります。
一皿一皿の料理をじっくり堪能するように、ゆっくり読みすすみたい気持ちになりました。
個人的には「水」の話が一番心に浸みました。

タイトル通り。
本当に助かります！
味の方は、言われなければ手作りだと思う位に
クオリティは高い。
また、購入しようと思います。

ほんのりごぼうの風味と後から甘辛くサクサク食感が美味しかった。

にんじんを裂いて、みそ汁の具にしたり、とても便利
ごぼうは、裂いたことはありません。

2006年に出版されてその後長らく入手が困難or中古は高騰していたので再版されて入手できるのは非常に喜ばしいと思います。
内容は以前から大きくは変わっていないですが、自動車用ターボチャージャーの基礎としては十分というかまず必要なものが載っているでしょう。

ただ、2006年から現在までにターボチャージャに望まれる役割が変わってきている面もありますからその点はさらに加筆していただくか、新しい定番本が必要になっているのかもしれませんね。

いずれにせよ「以前からほしかったけど」という人や「とりあえずターボの勉強がしたい」人にはお勧めです。