部品も細かく、それなりに集中力がいるというか、老眼の目にはちょっときつい部分もあった。翼のフィルムを貼り付ける両面テープの扱いなども、細かな注意が必要だった。
まず、ゴム動力機であるが、これはそれなりに飛行した。家の中は広さが足りないので思ったように飛ばすことができないことがわかった。さんざん壁にぶつけた後に電動化。しかし、既にその時はパンチドランカー状態だったのか、モーターのパワーに耐え切れず、
ジョイントがことごく外れてしまう。歯車の位置の精度が悪いのか、モーターの負荷が大きいようで、充電後の駆動力が得られず、3秒程度しか羽ばたいていられない。まずは、
ジョイント部を外れないようにし、歯車部にはシリコンオイルなどをさすようにして、うまく回転してあげるような調整が必要だ。モーターの発熱から、過負荷な状態であることはすぐにわかった。まあ、改善・改良の余地があるが楽しいことは楽しい。
いろいろ実験をやり続けるには、強度が足りないし、精度にも問題があるような気がした。キャパシタによるモーター駆動が興味深かったが、飛ばすという目的だったらゴム動力版に徹したほうがいいような気もした。
さて、本誌はということだが、それはそれで読物として楽しい。スーパーコンピュータ「京」の話など、新しい話も出ていたが、このデルタツイスターがどうして浮力を得るかを原理的にもうすこしわかりやすく説明していたけるとうれしいと思った。
こういったものは、うまくいかなくても楽しいものである。きっとの完成度としては☆3つぐらいだろうか?
オープニング曲「ヒューマンズ・ビーング」のみでもお薦め!サミー時代のバンヘイレンがすき方ならもう、たまらない1曲でしょう。このグルーブ、アレックス・エディー・マイケルでしかできない「バンヘイレン節」が見事に凝縮されていてたまらん!他は僕にとってはふーんという感じ。
数年前から(マニアのあいだでは)話題の戦法、『ラガーガード』に続く『ツイスター』。精度を増したモンキー・マウントやトラックなど、試してみたいテクニックが満載だ。複雑なラバーガードより、技の数は少ないが、見やすさ、読みやすさは抜群。とにかく個性的なキャラの著者であるが、両冊そろっていい仕事をしている。