伴侶の過去に浮いた話がないに越したことはない。でもそれは翻って自分に問いかけることになる。さらに既婚者であるが、恋愛に限らず、様々な欲望にさらされる際にも責任、誠実さの欠如に悩まされる。加えて、今の世界は欲望・情欲を煽り立てている。文化伝統宗教が破綻しかけて、芯のない個人主義に頼っている。「愛とは、もっぱら自己を実現し、自分を気持ちよくさせるためのものp100」「本当に愛してるならできるはずだp101」
ここには芯がある。恋愛における責任というか、相手の未来のためにやってはならないことを知る。「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらしますp171コリ2 7-10」拠って立つ価値がある。take action
かなり困難な道ではあるが、輝かしい未来がある。「人生の終わりに自分の一生はむなしいものだったp52」と思わずにすむように。
後半は冗長な感じもするが、
とりあえずこの本の構成から書こうと思っていたら
このamazonの「商品の説明」が異常に丁寧に書かれているので省略。
プレステの思い出に浸るためのムックです。
私の青春時代と共にあったのはゲーセンやファミコンではなくて、プレステでした。
他のハードも所持してますが、思い入れがあるという意味ではやはりプレステです。
当時はプレステだけ扱った雑誌なども購読していたので、
プレステのゲームやソフトそのものというより、プレステ界隈に対して愛着があります。
なのでどうしても、主観の入ったレビューということになってしまいます。
タイトルにも書いていますが、
ターゲットは私みたいに、プレイステーションにまつわる話を読んで
「あぁ、懐かしいなぁ……」と感じてしまう人かと思います。
最初の方には著名人のインタビューや対談などがありますけど、
こんなの、その人のファンでもないと、読んでてもつまんないですよね。
でも、懐古厨なので、「他人の語る、『プレステの思い出』……いいじゃない。」
と思ってしまう訳です。
「あぁ、そういう時代だったんだ」とか、
タイトルを見て当時の空気感を思い出せたり、
他人が勝手に咲かせてるプレステ話を読んで楽しめる人にはおすすめできます。
ファミ通などで、ゲーム記事でないコラムや開発者インタビュー等を楽しんで読める人にもおすすめできるかもしれません。
わざわざレビューを書きたくなったのは、やはり、
プレステと共に在りし日、を誰かと共感したかったからかもしれないです。
さて、個人的に良かったなと思うのは
「対談・宇多丸×高橋ヨシキ」と「対談・上江洲誠×岸誠二」、「森川幸人インタビュー」「原田勝弘インタビュー」。
あたりの対談、インタビュー記事。
対談はどちらも私より上の世代なので、違った感覚で読めたので良かったです。
インタビューは、当時の開発の内情や雰囲気がちょっと分かるのが楽しめます。
あと「隠れた名作ゲーム100選」の記事も、まぁ隠れてない名作も随分とあるよな、と思いつつも
この記事のライターさんたちはやっぱ色々なゲームプレイしてんだなぁと感心しきり。
[GA価格]が書いてあり、ゲームアーカイブスで購入できるものが分かるのが凄く地味ですが参考になりました。
(GAに限らず現在販売中のものは、DL・パッケージ価格なども共に載ってます)
ライターといえば、マスク・ド・UHさんの洋ゲー記事がもう少し欲しかったです。
あと重箱の隅ですがちょっと苦言を。ちょっとだけね。
冒頭特集のプレイステーションハード20年史の所に年表あるんですけど、
なんか全体的に内容のバランス悪くね?って思いました。
「1997年1月FF7発売」などは分かりますが
「2013年共闘先生キャンペーン実施」など、年表に必要かそれ?となるものが所々挿入されているのが気になりました。
まぁ別に大した事ではないですが。
(こういうのはファミ通あたりがたまに詳細な年表作ってくれますし)
あと、表紙を書いている押切蓮介先生、めっちゃ仕事こなしてるな、と思いました。
元々好きだったし表紙の女の子がなんかエロくてよいですね。