予想はした通りでしたが、大好きなバンドなので購入しました。今まで1曲くらいは素晴らしい曲があったのですが、今回は心に残る曲はないかな・・・。過去の曲が良すぎで期待はどうしてもしてしまいますが・・・。でも悪くはないし、次に期待します。これがデビューアルバムなら評価は高いですけどね。
CDでは既に聴いていたが、本作をみると、あらためて映像あってこその魅力を再認識した。
2つのコンサートの記録映像だが、個人的には曲数も多い単独公演の記録であるDISC2よりも、LOUDPARK出演時の記録であるDISC1の、なかば「アウェイ」的な状況下でも、ファンを惹き付けて疾走していくメンバーの気概を感じさせられた演奏に、より強く感動した。
もしかしたらアフレコもあるかもしれないが、トミーのゆるぎなく安定したリードボーカルと、ウレを中心にしたコーラスの見事な調和にまず感動。CCのドラミング、ヘルゲのギターワークも、円熟の域に達している。楽曲の良さは折り紙つきであり、それを生演奏でどれだけ魅力的に再現できるか、が鍵だとすると、今のフェア・ウォーニングは、その点でも素晴らしいバンドである、と断言できる。
アンディ不在はさみしいものの、聴きどころの「バーニング・ハート」では、ヘルゲがアンディの究極のギターソロを完全再現してアンディに敬意を表してくれている。ちょっと涙が出そうになった。
Call of The East以来、久しぶりに動くバンドの姿を見ましたが、なんだか格好悪くなってしまいましたね・・・。トミー・ハートもかなりメタボってきたし、ヘルゲなんてもう・・・一番年上なはずのウレ・リトゲンが一番若々しく、ゲストのへニー・ウォルターが一番格好いいというのはロックバンドとしてはどうかと思います。加えてDVD作品の出来としては映像、サウンド共に及第点という感じで見始めはあまりテンションも上がらなかったんですが、次々に繰り出される名曲の数々に見終わる頃には改めて彼らの楽曲の素晴らしさを実感しました。やはり彼らの楽曲は特別な魅力があり、思わず胸が熱くなります。選曲も新旧バランスの良いほぼベスト選曲です。 今後は是非ルックスにももう少し気を使っていただき、末永く活動して欲しいです。
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