独特のテンポ、撮りかたがよく、はまっちゃうこと間違いないよ。
窪塚洋介もこの役ぴったりだし、主役の
長瀬智也もいい感じ!ただ、このテープに文句をつけるなら、たった一話収録しただけですか~って感じ?NGテイクとかおまけをなんかいれてほしいのよね。
長瀬の母親役に森下愛子がでてるけど、この母親もかなりぶっとんだ感じで笑わせてくれるよ。とにかく、いたるところに笑いがおりこまれてる!
このCDはとても聴きごたえがある。原作にはいろんな音楽が聴こえてくるけれど、誠くんのセンスは素晴らしい!クラシックだから素晴らしいとかではなくて、メロディーに対するセンスが素晴らしいのです。
このCDを聴きながら原作を読んでいると、想像の翼が広がっていくのが感じられて、テレビドラマとは違う感覚が味わえる。
なんといっても感動的なのは、トラック10のバッハのマタイ受難曲からの
アリア。あまりにも優しさに満ちあふれたこの曲が、現代の、いろんなものが混じり合い、それでもアットホームな感覚を与える不思議な街、
池袋の、それも西口公園の夜景に驚く程シンクロしている。こんなこと、だれが思いつくだろうか。誠のくんのセンス、そして作者のセンスに脱帽だ。
最終回です。シュンが殺され、カナが刺され。。。あやしいのは誰だ?シュンが残したヒカルの二枚の似顔絵。ちなみに、ヒカルの母親役に杉田かおるが出てました~。ヤマイは、ヒカルに初めてあった同じ人種っていってた。てことは、ヤマイも二重人格なの?
最後、マコトが一人で大活躍というか、なんというか。そして、キングはG-Boysを会社にしちゃってましたけど、一体どんな会社なんだか。詳しく知りたいような。
夢中で読ませてくれる一冊。このシリーズは全部読ませてもらってますが、その時その時の問題になっていることをリアルに表現してあって、その中で自分も仲間になったかのような疑似体験ができるような...憧れでもあるような..
あまり読書に馴染みがない若い世代の方でも読みやすい作品だと思います。