これを聴くと、彼らが、コミックバンド等でなく、高い音楽性に裏打ちされたグループであるというのが改めて分かる。しかし、ベストとしては、まあまあの出来だと思います。
確かに、1曲目「星空のディスタンス」や、5曲目「メリーアン」等、アルフィーの代表曲が収録されていますが、アルバム全体の作りとしては、ややシックな感じにまとめられていて、少し物足りない。
個人的に、8曲目「ロンサム・シティ」などは名曲だと思うが、このアレンジは今一つだ。しかし、6曲目「Musician」や、10曲目「Feeling Love」等は70年代の香りが強く感じられる楽曲であるし、7曲目「See You Again」や、13曲目「STARSHIP〜光を求めて〜」、14曲目「ラブレター」の様な名曲も入っている。
初期のアルフィーの名曲をチェックしたい方は聴いてみると良いかもしれない。
今でも聞くと当時の事を思い出します。30代の方にとっては、忘れられないいい曲だと思います。
このアルバムは、アルフィーの80年代前半のヒット曲とフォーク時代の曲を中心に収録した、大変お得なベスト・アルバムである。「星空のディスタンス」と「メリーアン」という曲は、桜井さんのヴォーカルがカッコイイのもさることながら、高見沢さんのエレキがめっちゃカッコイイですので、アルフィーファンにとっては、大満足な曲であるし、「スターシップ」と言う曲は、高見沢さん、坂崎さん、桜井さんの3人のハーモニーがめっちゃ美しいですので、この曲も大変気に入っています。 また、フォーク時代の曲では、「過ぎ去りし日々」、「明日なき暴走の果てに」、「MUSICIAN」、「ロンサム・シティ」、「FEELING LOVE」、「ラブレター」などがその曲で、この中で一番好きな曲は「MUSICIAN」という曲で、何が何でも音楽で食って行けるようになろうとの思いが聴く者によく伝わってくる最高に良い曲で、坂崎さんのアコギとヴォーカルがめっちゃカッコイイ曲ですので、大変気に入っています。 そして、このCDで一番最速で、ヘヴィーな曲は、「鋼鉄の巨人」と言う曲で高見沢さんのギター・ソロとギター・リフが非常にカッコイイ曲ですし、ギター・ソロが比較的長く入っているので、大変気に入っています。また、「SEE YOU AGAIN」という曲では、坂崎さんのアコギがめっちゃカッコイイし、キーボードの音と相俟って、より一層、この曲を重厚なメロディーにしているし、この曲もアルフィーの名曲の一つです。これまでに述べた曲の良さを理解できない人は、アルフィーの世界に足を踏み入れないで下さい。 やっぱり、日本のロック界で一番メロディーとハーモニーが美しいのは、アルフィーであると思います。
|