トロフィーをコンプできたのでレビューします。
良く比較されるモンスターハンターなどの狩ゲーは今まで未プレイでしたので色々新鮮でした。
ですが、今後は狩ゲーにジャンル分けされるゲームは買わないかもしれません。
目的の素材を集めるためにムダにプレイ時間がかさむ仕組みが理解できないのです。

また、本作のコンセプトの「魔法」があまり上手くいっていないのが中盤以降気になりました。
色々な魔法があるわりに、実戦で有効な魔法はかなり絞られるのです。
本当は補助魔法と攻撃魔法が入り乱れる戦いになるべきでしたが、
実際は、パーティー全員攻撃魔法が基本になり、遠距離から魔法弾を連射するのが王道パターン
です。
補助や回復魔法を重視すると戦闘時間が長くなり、戦闘後の評価に悪く影響して
得られる報酬が減ってしまうのも攻撃魔法偏重に拍車をかけます。
武器を召還する近距離攻撃に関しては、多くのボスが頻繁に「なぎ払い」をするため実質使い道なし。
だって被ダメージ量も戦闘後の評価に影響するんだもん！
だから結局は遠距離から魔法弾連射が最適解になってしまう。
このように総じて戦闘評価の仕組みが魔法の多様性の邪魔をする構図になっており、
魔法弾、爆弾岩でスタン状態に追い込み、ダメージ床と魔人を召還してハメ倒すのが王道パターンとなります。
次回作では戦闘評価の仕組みを一から再考しないと、「プレイスタイルの多様性」は生まれないと思う。

一方でモンスターのデザインはとても面白かったです。
いわゆるモンスター名からイメージする姿とはかなり異なるデザインなのです。
たとえばフェニックス（不死鳥）の姿が蛾のような姿であったり、クラーケン（大イカ）が
どう見ても「イカの被り物をしたおっさん」にしか見えなかったりと
新モンスター登場のたびに新鮮な驚きがあります。

というわけで、プレイスタイルの幅が狭いという大きな欠点はあるものの、
一応トロフィーコンプまではモチベーションは維持できる楽しさはあるので
今後のシリーズ展開でより面白いゲームになる可能性はあると感じました。
ただ、素材ゲーはやっぱりタルイな〜

イギリスの伝説的なロック・バンドが70年に発表したデビュー・アルバム。黒魔術をモチーフにしたトータル・アルバムの形をとっている。ジャケットや歌詞はおどろおどろしいが、サウンドは管楽器をフィーチャーし、プログレッシヴ色が強い。

「バンド・レヴュー」
1968年英国レイスターで結成されたへヴィ・メタル・バンド。ヴォーカル、ギター、ヴィブラフォンを担当するジム・ギャロンを中心に6人で編成。スタート時はぺスキー・ジーの名でジャズ色を持つサウンドを作り上げていたが、後に黒魔術ロック・バンドへとスタイルを移行、バンド名も変更。70年にデビュー・アルバム『サクリファイス』を発表、全英トップ40にランク・イン。黒ミサを真似た独特のステージも話題となるが72年に解散。

初歩的な情報しか記載されておりませんが、コンプリート目指しているのなら役にたちます
マニアックなことまでは掲載されておりません
魔物の攻略は『ごり押し』的な感じしか書いてない

昨日届いたばかりのSoul Sacrificeのサウンドトラックを一回聴いてしまいました。本当に本当に凄かったです！

最初から最後まで全ての楽曲に聞き惚れていました。音楽の迫力のため何回も鳥肌が出ました！
光田さんと鋒山さんは傑作を作れたと思います。おめでとうございます！
僕はゲームをやったことがなくて、それでもこの音楽は感動的ですね。

ゲームの音楽のファンやこの二人の作曲家（光田康典と鋒山亘）の音楽のファン、是非このサウンドトラックを買って下さい。

自分は去年、初代ソウルサクリファイス（以下ソルサク）をしこたま遊びました。
なので、正直なところあまり新鮮味を感じておらず
本当は買わないつもりだったのですが、体験版etcで情報を集めるうちに

「これはイケそうだ！」

と思ったので、結局DL版を購入することに。
まず、生みの親でもある稲船氏が作品発表時に仰ってた通り
"リメイクとは違った改良版。ソルサク２までいかなくとも1.8〜1.9くらい"
という形容がしっかり合う感じでした。
普通、ゲームをリメイクする場合、大多数が追加要素＆一部の変更になると思いますが
いざ遊んでみて、想像以上の仕様変更ぶりに驚いています。
まずはそれらを紹介。

■　デルタで変更＆追加された点　■□■□■□■□■

・旧作のモンスターなどは引き続き続投で、
　新規モンスター、キャラクターが大幅追加されています。（グラフィックの質もさりげなく向上）
　また、前作で欠けていた属性魔法（追尾の石属性魔法とか）が今作では加わっています。
　今作は主に童話からの出展。どこに絡んでくるのかが楽しみですね。

・新システム、魔法連携の搭載。　
　例えば魔法Aに魔法Bを加えることで全く別な魔法にしたり、強化版にすることで、
　何気にこの手のアクションでは珍しい発想なんじゃないでしょうか？
　例えば・・・炎の盾に火炎魔法をぶつけて巨大化、綿毛で仲間の武器に属性付加
　高台を作る魔法で高台から射撃、敵に植え付けた種を回復魔法で発芽→開花
　高速移動魔法の状態でダッシュ攻撃・・・etc　（ソロでも可能です）
　これにより、従来より多彩な動きができるようになったのは非常に大きいです。
　オンマルチや友人と遊ぶ際の楽しみにもなりますね

・そして魔法大全の追加ですが、これは、平たく言うと魔法辞書で、
　取得した供物に応じて報酬がもらえたり、各魔法の詳細データも閲覧可能。
　個人的にはこれは非常にありがたい要素です。
　魔法それぞれの性能がわかる上に、コンプリートする楽しみができました。

【　ほか、細かい点　】

・前作からのデータ引継ぎ可能。供物＆魂は10個まで。
・噂システムが消耗品アイテムのような仕様に。
・同行者表示が抽象画から原寸の半身像になりました。見た目で選びやすく。
・衣装や装飾品などがお店で購入できるようになった。
・勿論新ストーリー、新難易度も追加

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まだ十数時間程度しか遊んでいないのでこれくらいしか見えませんが、
値段を考えるとかなりお買い得なゲームソフトになっていると思います。
なので、Vitaでハンティングアクションをやってみたい！
そんな方には自分はまずコレをオススメします。
ただ、世界観など他の同ジャンルに比べると良い意味で異色すぎる存在なので、
好みが分かれることもあるかもしれませんが、
そこはまずは体験版や事前情報なども利用すると尚良いでしょう。

一方、元祖ソルサクをプレイした方でも、
新要素、システム変更などで全くと言って良いほど別のゲームとなっており、
既にプレイ済みの方でも、意欲があれば十分楽しめる良作だと思われます。

---　3/12　補足　---

前作データ引継ぎの上、ストーリーをクリアしました。
難易度は１〜１０までの前作に比べ今作は最大１５まで追体験が存在しており、
アクション若干苦手な人でも成長要素があるので、
おそらくソロでクリアはできるかと思います。
いわゆるストーリーの　"ラスボス"　はその中間の８程度でのクリアという感じです。
追加エピソードで期待を裏切るものは一切無く、
イメージや世界観をそのままに、上手く話を掘り下げたな、というのが感想でした。

・・・そして、今作は溜まるに溜まった能力値を全て使うことで解放できる刻印もあったり
クリア後でも楽しめる要素はかなりあるようです。（アプデでの追加要素もあるようですし）
バランスや動作も良好なので、まだまだ楽しめそうですね。