オープニングを飾る2曲(1)(2)はそれぞれ伊秩弘将と林田健司作の極上ダンスポップス。
続いて壮大なミディアム(3)にアップテンポで軽快な(4)、
とどめに松尾清憲の必殺
バラード(5)でもう腰砕け(個人的にナイスな取り合わせ!)。
爽やかなアレンジが真夏の海辺に合う井上ヨシマサの(7)。そして代表曲の(6)(8)に、
原田真二「さよならのわけもきかないで~Don't Cry Baby~」の歌詞違い(9)。
「東芝のお店」CM曲(10)はもしかしたら一般層にもっとも浸透した曲かも。
ジュリー・藤井フミヤ・久保田利伸などを彷彿とさせる伸びやかなヴォーカルは、
ただもうひたすらに甘美でエロい。
さらにジャニーズアイドル張りに端整な容貌の持ち主とくれぱ、もうあなた。
同郷のシャ乱Qを蹴散らし、同期のミスチルを突き放し、スター街道いざ驀進!
……となるはずでした、予定では。それなのに、ああそれなのに(以下省略)
デビュー前はナンバーガールやスーパーカーと比較されることの多かった彼ら。
(私自身も似てるな、と感じてました。)
が、特にシングル「ドラマチック」あたりからの、
ツインボーカルから放たれる疾走感&センチメンタル感がすごい。
もう○○っぽい、とは言えないオリジナリティーを感じました。
特にこのシングルは史織嬢のソロパートなんかもあり、今まで聴かず嫌いだった人にはぜひ聴いてほしい。
そしてカッ
プリングの「愛してる(史織ロケッツVer.)」もすごい遊び心。
こういう遊び心のあるバンドがもっと増えるといいなあ。