右側に下部に
電源やボリュームな関係の調節スイッチがあります。
被った直後はレンズの調節で、それが終わると目の前に大画面が。
このときなるべく周りからの光が入らないようにしておくと、
その「大画面の感覚」が強くなると思います。
一番の魅力は3D系の映像で、普通のテレビだと、
画面に向かってまっすぐ向いていないと駄目ですが、
こちらは被っているため、横になってもそのまま3D映像は保たれます。
音も疑似5.1となっているので、より映画館に近い感覚だと思います。
ただ、音漏れは激しいのですが・・・。
気になったのが下からの光を防ぐための「ライトシールド」
ゴムでできているのかけっこう柔らかく、
HMZ本体にくっつけてもすぐにとれてしまいます。
本来ならばこれで下からの光は遮ることはできるのでしょうけれど、
すぐにとれてしまうので、部屋の明かり自体を消した方が手っ取り早いです。
また、今までよりもスリムになったと言っても、
重さはあるので額にあるパッドや鼻にガード部分があたってしまい、
長時間の使用だと負担がかかってしまいます。
DVDだと映像的にぼやけるような印象でした。
再生はブルーレイの映像をおすすめします。
好きな映画があって、どうしても大画面で見たい!
と言うならおすすめだと思います。
ディスク入れて、HMZを被って調節をして、
手探りでリモコンを操作して再生
これが面倒だと思わなければ、最高の商品です。
今年に入って究極の衝動買い。
事前にレビューを読んだことがあり、装着が難しいとか装着感が悪いという意見が多かったので相応の覚悟をしていたからでしょうか?
それほど装着が難しいとも装着感が悪いとも感じませんでした。
【装着のコツ……ヘアターバン付けて見て!】
自分の場合、無印良品で売っている(ファミマでも売っていました)「パイルヘアターバン」を付けてから本機を装着。おでこの負担がだいぶ楽になりますし、ガーゼやタオルを当てるより装着感がいいです。後ろのバンドもターバンのおかげできつく締めても痛くない。髪の毛もバンドに絡まないのでおすすめです。
メガネ着用ですが、しっかり固定できるとそれほど気にはなりません。コンタクトは乾きますのでおすすめしません。
ポジションがきっちり決まってしっかり固定すると、歩いたり頭を振ったりしなければ実際はそんなにずれませんし、ちょっと動かしてやれば修正できるレベルです。
リクライニングがきくソファで頭に枕かなにかを敷いて見るのがベストですが、あまり上向きの体勢になると画面が目線より高い位置になってしまうので注意が必要。ほんの少し上向き加減位がいいように感じました。
上のシールドはつけっぱなしでいいのですが、下のシールドの取り付けはちょっと面倒。付けちゃうと目が乾いたり、目がかゆくなったときキツイです。
下のシールドは付けずに部屋を真っ暗にして見るのをおすすめします。
【画像とか画質とか3Dとか】
家にあるテレビが小さい(32型)ため、非常に大きく見えます。
750インチとかは想像できないのでわかりませんが、映画館の特等席で見ている感覚は十分味わえます。2時間くらい通して視聴すると目は疲れます。
画質は文句なし。十分過ぎるくらい綺麗です。ただ、動きの激しい映像はちょっと疲れると思います。これは映画館でも同じですが。
3Dも文句なし。月並みに
アバターを見てみましたが、感動しますよ。
【その他】
付属のイヤホンはイマイチです。できればサラウンドヘッドホンを用意してください。自分はオーディオテクニカのワイヤレスサラウンドヘッドホンを使用しました。ソニーでそろえるならそれもありだと思います。
質感は……正直チープ。軽量化のためプラスチックなので、サイドなんかはペラペラ。その分軽くなったと思って我慢。箱から出してしまうと置き場所には困るかもしれません(間違って落としたり踏んだりしたら、たぶん割れます)
【総評】
ワン
タッチで快適な装着感、とか、まるでつけていないかのような軽さ!とまではもちろん行きません。が、レビューなどを読んで過度に装着感に不安を抱く必要はないと思います。
安い買い物ではないので勇気が必要かと思いますが、自分だけ大画面で見たい作品があるのならチャレンジしてもいいと思います。
自分は買って大満足。これからもっと3Dコンテンツが増えるといいなあ、と思います!