私は'７１年生まれなので、今回のオールスターバンドは非常に美味しいメンバー揃いです。もちろん以前までのオールスターメンバーも洋楽ファンにはたまらないミュージシャンなのですが、「この人はよく知ってるけど、あの人はええと、、」というような状態。
今回は全員が小中高時代に慣れ親しんだアーティスト、それも夢中になった人ばかりなので、曲を聴いたときのテンションが全然違いました！
一番好きなのはリチャード・ペイジなのですが、ルーク、トッド、グレッグ・ローリー、マーク・リヴィエラ、グレッグ・ビソネット、彼らの歌と演奏スキルが素晴らしい。随所のコーラスが感動的で泣けます。
伝説のドラマー、リンゴ・スターのプレースタイルや彼の歌、そして愛すべきキャラクター性、とても“ＳＷＥＥＴ”で“ＣＯＯＬ”！！
直近のオールスターバンドのツアーも動画で観ていてこちらのメンバーも好きですが、なんとなくみなさん野放し状態でやりたい放題、一歩間違うとＭＣも冗長になりがちでした。まあそのやりたい放題なところがいかにも彼ららしいのですが・・・。
今回はバンドとしての一体感、ライヴのテンポも良くて全２６曲ぎっしり、とても充実しています。
メンバー全員でオーディエンスに良い音を届けようという気持ちが伝わってきますし、何よりもみんなが楽しそうな様子が嬉しいです。
私の世代のファンが今回のツアーメンバーの大ファンだったように、バンドメンバーがみんなリンゴが大好きなんだな、というのがとても伝わってきます。
最後にそれぞれのメンバーについてひと言ずつ。
＃グレッグ・ローリー；ちゃんと洋楽を聴くようになったときにはサンタナもジャーニーも辞めてしまっていたので、レコードやＣＤでしか接したことのない、オリジナルアーティスト・グレッグの歌と演奏を味わえました！素晴らしかった！！
＃スティーヴ・ルカサー。ルークらしいギター職人丸出しの熱演でした。たくさんのスペシャルギターとスーパープレイをありがとう。
＃リチャード・ペイジ。感涙。リチャードファン的には、海外でも「ステージで裸足になってるよ！笑」となかなか美味しい内容。
＃トッド・ラングレン　ユートピア時代の「愛の証」をここで聴けるとはまことに幸せです。彼の人柄が良く伝わってくる映像でした。
＃マーク・リヴィエラ　まさにリンゴの右腕的存在。何でも出来ちゃうすごい人です。まさかあんなにお歌がお上手だとは！！！！
＃グレッグ・ビソネット　素晴らしいドラミング。見惚れてしまいました。常にリンゴやバンドを気遣っているところもいいです。
そしてリンゴ・スター。わたしはビートルズの中ではジョージが一番好きでしたが、このＤＶＤを観たら、なんだかリンゴが大好きになってしまいました！

前田敦子目当てで買った綺麗になったねー！
でも嫌いな女性アーティストまで載ってたので
星4つにします。

　カヴァーとセルフカヴァー、さらにオリジナルの新曲を加えたＣｈａｇｅのアコースティック・アルバム。
　スタ☆レビ名曲「今夜だけきっと」をＣｈａｇｅが歌い、さらに根本要がコーラスでコラボレーションするという、この１曲を聴くためにＣＤを購入したのだが、どの曲も巧みなアレンジによって、すっかりＣｈａｇｅのオリジナルになっていることに驚いた。弦楽器とパーカッションのみというシンプルなサウンドも聴き込むほどに心地よく、ＢＧＭにするというより、ヘッドホンで集中して向こう側の音を余すところなく聴きたくなる。
　振り返ってみると、チャゲ＆飛鳥は「万里の河」から聴いていたが、飛鳥の声よりもチャゲの声が好きで、MULTI MAX で活動していたときはチャゲアスとは違った疾走感があってカッコよかったなあ。
　もちろん、個人的に一押しは「今夜だけきっと」で、後半の２人の掛け合いにはただただしびれる！