この秘密結社の名は、まれにマスコミの表に現れる事もあるがこの組織の本当の活動目的、目指すもの、信条が公になる事はない。・・・著者は勇気を持ってこの組織が持つ暗部(というよりそれこそが本質と主張しているのだが・・・)に挑戦している様な論調で私たちにこの秘密結社の危険性を示してくれている。 フリーメーソンの発生に関する歴史や組織体系、関連組織との繋がりについて詳しく知りたい方は、別の書籍を読まれた方がいいかもしれません。この本はこの秘密結社が裏で関わって来た「歴史的事件」や「犯罪」、狡猾でしかし、人間心理の裏をかいた「洗脳法」について解りやすく説明を試みている。・・・ 「え?、秘密結社?カルト組織?そんなのマンガの世界でしょ?」とタカをくくる人には是非一読してもらいたい良書である。 その様な人達を危惧して著者は次の様に本書で述べている。 「大衆の行動を支配しようと音楽を奏でるのが、エリート達なのである。現代の大衆は、その旋律に合わせて踊らされているくせに、「マインド・コントロール」の存在を一笑に付す。自分達を標的とした「マインド・コントロール」が間違いなく存在し、政府やマス・メディアによって駆使されているといった考えは笑い飛ばしてしまう。」・・・・この現実こそ危険な状態であり、彼ら(メーソン)達が望んでいる事なのだから・・・
アルバム当初から聞いていファンです。 「ポイント・オブ・ノーリターン」に次いで良く聞くアルバムです。 お薦めは、6 [Azzurro Fantasia], 8 [Across The Miles]。 これらの都会的でクール、なおかつ繊細さを持ち合わせた感覚は彼女特有の持ち味でしょう。 きれいなメロディーラインを奏でるピアニストは大勢いますが、感傷だけではなく、耳に、心に残る曲はそう多くはありません。 「手紙」をテーマにしたこのアルバムのブック・レットも半透明の便せんのような感覚で個性的です。
カヴァーとセルフカヴァー、さらにオリジナルの新曲を加えたChageのアコースティック・アルバム。 スタ☆レビ名曲「今夜だけきっと」をChageが歌い、さらに根本要がコーラスでコラボレーションするという、この1曲を聴くためにCDを購入したのだが、どの曲も巧みなアレンジによって、すっかりChageのオリジナルになっていることに驚いた。弦楽器とパーカッションのみというシンプルなサウンドも聴き込むほどに心地よく、BGMにするというより、ヘッドホンで集中して向こう側の音を余すところなく聴きたくなる。 振り返ってみると、チャゲ&飛鳥は「万里の河」から聴いていたが、飛鳥の声よりもチャゲの声が好きで、MULTI MAX で活動していたときはチャゲアスとは違った疾走感があってカッコよかったなあ。 もちろん、個人的に一押しは「今夜だけきっと」で、後半の2人の掛け合いにはただただしびれる!
|