古さを少し感じますがスピード感がありスリルを感じます。 値段的にはおすすめかと思います。
音楽担当がブラッド・フィーデル(前二作担当)からマルコ・ベルトラミに変更となった。そのためか、例の有名なメインテーマはいっさい顔を出さない。何となく雰囲気が似ているパートがあるものの、あくまで「似ている」に過ぎない。 その他のアクションシーンの曲は、フューデルの手法を踏襲しつつもパワーアップした仕上がり。電子楽器からオーケストラに変わったことによって音に厚みが出ており、ホーンの唸りやパーカッションの刻みは迫力充分だ。 また一方で、静かなスコアもなかなか良い。特に4曲目「JCテーマ」や17曲目「ラジオ」は、暗澹たる未来への不安感がよく表現されている。映画のラストでは、17曲目「ラジオ」に併せて世界の終焉が描かれる。その中のワンシーンが妙に心に残っているからだろうか、個人的にはこの曲が一番印象深い。 なお19曲目には例のメインテーマが収録されている。これは打ち込み音で構成されていたフューデルのオリジナルをオーケストラに起こしたもので、変なアレンジを施していないのが良い。とにかく、これを聴くことによって一種の消化不良感を解消できる。製作サイドもツボを心得ているようだ。 最後に収録されている主題歌2曲もなかなか良い。 全21曲、収録時間訳51分。
1984年にイジーによって書かれた曲。シュワルツェネッガー映画のテーマ。映画本編での扱いの小ささと反対に曲は充実。誰しも訪れる人間関係の辛い時期を支える1枚。
ターミネーターを笑い者にしてしまい、本来のターミネーターの恐ろしさが全く感じられなかったのは私だけでしょうか? 余りに、人間くさい為に本来のターミネーターという映画自体の姿がぼやけてしまったように思えます。主演がシュワルツェネッガーではなければ余り見る気にはならなかったかもしれません。 ですが映画自体の完成度は、ハイレベルだと思います。キャストの演技は申し分ありませんし、派手なカーチェイスも楽しめました。ストーリーに少し疑問を感じる所はありましたが、ラストも結構納得して見れました。ただしあくまでもひとつの映画として見た場合であり、ターミネーター2と比べてしまうのは余りにも残酷でしょう。 シュワルツェネッガーはやはり、ジェームズ、キャメロンと組んだほうが、より良い作品を作り出せると思いました。
気に入った理由:このようなものを探していて実際にあったので助かりました。
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