月森君のロマンスNo.2が聴きたいがために買った一枚ですが、
他の曲もとても良かった。
クラシック初心者にとっても小曲ばかりだし聴きやすい入門みたいな一枚です。
今回はモノローグがないためますますそんな感じです。
火原先輩の
トランペットも綺麗でしっとりした仕上がりになっています。
(いつもは「あれ?」って感じだったりするのですが?)
月森君のヴァイオリンはいつもキリッとしてピンと張り詰めた音色ですが、
今回のロマンスNo.2はきりっとした中にも甘い音色。
月森君が甘〜く弾くとこんな感じなのねとうなづいてしまいました。
ハイフェッツのロマンスNo.2もストイックな中に豊かな表情がありますが、
音色の雰囲気は似ているような気がします。
金澤先生のテノールも良いですよ。なかなか歌曲は入りづらいところがありますが、
これをきっかけに他のテノール歌手の歌と比べてみたりしても面白いし…。
コルダファンには物足りないかもしれませんが、クラシックCDとして聴いた場合、
とても気楽に聴ける一枚だと思います。
セレクションCDの選曲とは違い、キャラそれぞれの甘い音色とセレクションの音色との違い
を感じてみるのも面白いと思います。
(長くなっちゃった…)