往年の名作『大空魔竜
ガイキング』のリメイク。しかし、内容とキャラは別の物(
ガイキングやキャラの名前の類似などはありますが)です。
この作品は『
勇者王ガオガイガー』『GEAR戦士電童』が【新時代、新世紀のスーパーロボット】だとすると、この『
ガイキング』は【古き良き時代の作品を今という時代にもう一度、素直なスーパーロボット】って感じですかね?
内容は、いかにもスーパーロボットの王道を行っています、これは『
勇者王ガオガイガー』や『GEAR戦士電童』とは違う王道です、ひらたく言えば古くさいのかもしれませんが…しかし、その熱さが燃え上がります!第一話のラストぐらいにある『うぉっと!すげぇー、まるで
高層ビルだ!』の台詞は、スーパーロボットがいかに巨大で力強く格好良い物っと直球で素直な台詞は近年聞いた事すらない素晴らしい台詞だと思います(最近は登場したら笑われたりしますし…)。
ガイキングLEGEND-OF-DAIKU-MARYU、堂々の完結…新世紀最熱のスーパーロボットの雄姿がここに刻まれる…それは、熱き心の炎で伝説となる!
だからこそ、この言葉を聞いてもらいたい…
大空魔竜、それは無敵の機械竜!
ガイキング、それは熱き炎の戦闘巨人!
今、この二つの力が一つとなり、明日の世界を守り抜く!
君も心にその名を刻め!
大空魔竜
ガイキング!!
バランスとして、コミカルな曲・シリアスな曲が多く、カッコイイ曲は少な目な感じ。
ま、ここぞ!という時は主題歌を使っちゃってるから。
一番期待してた曲「29. 炎の巨人・
ガイキング合体!」が期待通りでなかった。
劇中では、ルルの号令でパート1/パート2が飛んできて合体となる間の十数秒程のものかと思うが、この曲は2分。
劇中で使われている部分は、これの前半とか後半とかではなく、所々をつないだものの様。
劇中のイメージで聞くと、途中途中に余計なフレーズが入って間延びした感じ。いつまでたっても合体できない。
サントラファンとしては、劇中で使われている通りのイメージで聞きたい。
やはり
ガイキングのデザインが印象的ですね。大空魔竜の頭が胴体になる
ガイキングはマジンガーやゲッターのスマートさと違い、「力士」のようなシルエットが斬新でした。フェイスオープンを含め、インパクトは絶大ですね。
30年近く前の古いアニメなので仕方ないかもしれませんが、フィルムの傷やシミなどが目立つ話がいくつか有りました。又、映像が細かく揺れるのも少々気になります。
他の方も書かれているエンディングですが、私は星空の窓際に立つファンリーとブンタのツーショトが好きですね。(子供ごころにシブイ!と思いました)