貧困とストレスの中、明るく過ごそうとする、心に傷を持つアイルランド移民の家族の物語。
時には疎ましく、しかし掛け替えの無い存在である「家族」。

エンディング曲もとても良かった。久々に買って損無しの秀作映画。
劇中、長女がイーグルスの「ならず者」を唄うシーンがあったが是非和訳を入れて欲しかった。

あの歌詞の中に家族の思いや状況が集約されていた様な気がする。
娘役の２人が実の姉妹というのも微笑ましい。

最近色々と家族がおかしな事になってる日本社会
この映画をみて何かを感じて欲しい。そこに居る人達を大事にして欲しい
お互いが少しで良いから優しくなればきっと上手くいくはずです

　最初、この作品を見つけたのはレンタルビデオ屋だった。子ども関連の仕事をしているので、ジャケットの女の子の写真に惹かれ借りてみた。想像以上だった。この作品の良いところは見れば見るほど味が出てくるところだ。役者の演技もそうだが、最も引かれたのはその人間関係の描写だ。つまり、最初はサラやエマのかわいさに引き付けられたが、繰り返し見るうちにジム・シェリダンをはじめ、この映画に関わった人全てのの人柄に惹かれていくような感じだ。
　何にしても、見た後の後味は最高だ。

願い事は３つだけ
願い事には願っていいことと　いけないことがある
この映画を見て涙があふれてきました
私も妹を亡くしていて　登場してくる少女と自分がかさなって
気付いたら涙があふれていました
子供でも大人でも死を受け入れるのは難しいこと
残された家族にとって亡くした存在は残り続ける
でもいつかは乗り越えて思い出にして前に進んでいかなければならない
ぜひ２度見てください　心に響くものがあると思います