ボーカル以外のバックが厚くないため、しっとりと聞きたいときにおすすめ。天気でたとえると晴天より薄曇りの小雨の日に聞きたい一枚。カフェなんかでかかっていると、リラックスして時を忘れそう
正直これほど素晴らしいとは考えてませんでした。歌い手はバルトリであるし、歌唱にはまったく問題ないと想像はしていました。ですがサリエリという偉大な音楽家の音楽を今日まで知らなかった僕にとって、ついついこの作品を手に取るのを躊躇していたところがありました。いまから考えると、まったく馬鹿げた不安だったのです。最初のトラックの
アリアが流れると、全身に電気が走るような衝撃を受けました。最後のアルミーダの
アリアまで、飽きる事無くいっきに聴いてました。もっともっと多くの人がこのCDを手に取る事を祈ります。