年に何度かのお楽しみであるももクロのライブBD。公演後の感想として参加者の間でも賛否両論あった様に記憶しているのだけど、自分のように諸事情でライブというものに参加できない人間にとってはこうやってパッケージ化してくれるのは嬉しいものです。現地では見えないとかいった不満もあったそうですが、映像作品として見る分にはその点は問題ないです。カメラワークとか編集も悪くないし、画質も相変わらず上々。時折入ってくるCGは無くてもいいような気もしますが。
本編の方はというと、マーチングバンドの演奏あり、
猫ひろしのマラソンあり(TV放送時だかにあったらしいワイプは無いかと)、短距離走あり、サッカー対決ありと何時に無くエンタメ色が強い印象。「バカ騒ぎ」の名に相応しい、賑やかしい内容となってます。ゲストの中では布袋が流石の貫禄でカッコ良かったですな。全体を通して非常に楽しかったです。
ただ、観ていて思ったのはやっぱももクロのライブの最大の魅力はももクロの存在そのものなんだなと。特に声の被せも無いだろうに、歌唱力の成長なんて素晴らしいものがあるし。その点で言うと、時に過剰な演出やバラエティタレントの見せ場が余計にも感じてしまったり。その影響かしらないけど、公演時間が5時間近いってのはひとつのライブとしては長過ぎるとも。多彩なゲストは売りのひとつではありましょうが、5人のパフォーマンスだけをもっと堪能していたいと思いました。スタジアムライブでも何の問題も無い位の存在にはもうなっていると思うんですよね。