永久保存盤 軍艦マーチのすべて
ブログネタ、シャレのつもりで購入したんですが、聴いてビックリ!「シャレにならない」内容でした。
よくぞこれだけの音源を収集したものだ。
欧米での評価も高いこの曲が100年前の日本人によって作曲されたことは本来誇るべき事だとおもう。
戦後、決して正当に評価される事の無かった「悲運の名曲」を後世に伝えるとともに、資料的価値も高い、正に「永久保存盤」と呼ぶにふさわしい一枚です。
伯林星列 上 (徳間文庫)
久しぶりに本を読んで胸が悪くなった。
作者は山藍紫姫子の影響で801(ヤオイ)に目覚めたそうだが、この小説にもそれが顕著に表れているように思う。伊集院操青のモデルは「金環蝕」のカート・フレグランス大佐ではないだろうか。
「金環蝕」もきつかったが「伯林星列」はその10倍はヘヴィ。
35を過ぎてもこれはムリ。
被虐の淫に美を見い出せる方にはお勧めするが、それ以外の方は避けたほうが無難。
機甲都市伯林〈4〉パンツァーポリス1943―都市シリーズ (電撃文庫)
全5巻で語られる機甲都市伯林の4巻目にあたる作品。
途中から読もうと思われる方は少ないと思うけれど、
念のため最初から読むことをお薦めします。
この巻では、いよいよ完結へ向けて物語が収束してゆきます。
著者の川上氏独特のテンポを保ちつつ、突き進んでいく物語は
ページ数の多さを感じさせず、一気に読み切ってしまいました。
さとやす氏の秀逸なイラスト(特に表紙(笑))も必見です。