決定盤!!クラシック・スーパー・ベスト101
使い方によっては、たとえば仕事のBGMとして使うにはいいだろう。
だが、耳になじむ曲が途切れなく流れていくのを聞いているうちに、こうやって何気なく聞き流してしまうことの方に疲れてしまいあまり心に届かないということに気がついた。
結局、なにか不便であることの方が物事への情熱を掻き立ててくれるという当たり前のことをあらためて認識させられた。
同じオケの同じ楽曲であってもどうにも違う。
そういうことである。
価格は破格である。
安かろう悪かろうというのではない。
名作のあらすじだけを集めた本と同じであることを踏まえたうえで、購入することをお勧めする。
ゴールデン・ベスト: 黛ジュン
数年前出ていた同じような名称の2枚組CDアルバムの復刻版
と思いきや、残念ながらそうではありませんでした。なんと
なく物足りなさを覚えます。「天使の誘惑」「雲にのりたい」
「乙女の祈り」先日残念ながら亡くなられた黛ジュンさんの
実兄三木たかしさんの手になる「夕月」、そしてなんと言っ
てもすばらしい名曲だと思う「時は流れる」は聴けるのです
が・・・・。できればあの2枚組+αといったものが欲しかっ
たですね。
真・恋姫†無双~乙女大乱~ 一 Blu-ray生産限定特装版
三期にて生じた奇跡を大別すれば三つ
1)続きものの宿命 ナンバリングが増すほど内容はつまらなくなる、という映像界の定説をくつがえした
2)しょせん原作美少女ゲームという負の先入観を三期連続で打破し、そんな先入観は視聴者・制作者共通のドグマにすぎないことを知らしめた
3)三国志の翻案ものとしては最高峰の地位を萌えアニメという極度にせまい領域で確立した。
要するにベタボメです。
上述した三点は二期までの視聴でも理解できるかもしれませんが、それが三度続いた奇跡を体感したければ本作を観るしかありません。
ゴリゴリの三国志(演義)原理主義者にパッケージ絵や紹介文から3)の奇跡を認めさせるのは至難の技かもれません。
それでもやはり、三国志の風合を極力残しつつ独自の物語として再編集できた作品はこれしかない。現状そう結論するしかないのです。
所有者にはロリコン疑惑がかかります。せんじ詰めれば萌え萌えです。
けれど良質の物語を十二分に味わう機をみるに敏な人はぜひ手にとって観るべき作品です。
くやしいけれど、星五つなのです。
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
昨今のメイドブームの中、萌えキャラとしてのメイドではなく「ガチメイド」作品「エマ」を生み出した作者の新作です。
今回もやはり流行の何かとは気色の違った19世紀中央アジアのお話。
20歳の妻アミルと12歳の夫カルルクを中心に部族の面々の繰り広げる日常を描いた漫画です。
コレだけの説明文ではなんか邪な感じですが時代背景と地域を考えるとおかしくも無いらしいですよ?
特筆すべきはなんと言っても画力。
丁寧に描かれる人物と衣装は是非その目で確かめてもらいたい。
書店で本を手に取り表紙、背表紙を見てもらった方が早いか。
表紙と本編の差は無いに等しく、書き込みも波が無く非常に安定している。
1巻は部族の人物紹介的な巻とも言えますでしょうが、無粋な説明文は無く絵と日常風景だけで見せて行きます。
ちょっとしたドラマを経て地道に築かれる夫婦の絆、そして1巻の終盤辺りにはアミルの嫁ぎ元の部族との不穏なやりとり…
2巻以降が楽しみでもあり不安でもあります(作者の力量に不安が無いのがまた物語的に不安…)
エマもそうでしたが、相変わらずどこか品のある作品なので是非多くの人の手に取ってもらいたいです。
個人的にアミルさんのキャラクターがドつぼなのでもう冷静な判断が下せてないかもしれませんけどね!
真・恋姫†無双~乙女大乱~ 七 †あわわっBlu-ray第七巻はOVAすぺしゃるなのだ† 【初回限定版】
恋姫最終巻である今巻。
今回のOVAは学園祭が舞台。
シリーズの例に漏れず、今作もネタ満載で安心の面白さです。
恋姫キャラ総出演で正にお祭り騒ぎ、大乱最終話に迫るキャスト数です。
メインキャラ以外も出番があるのであのキャラだけ出番がなかった、
といったことはありません(例外キャラもいますが)。
が、尺の問題もあってそれ相応ではあります。
ですが、限られた時間で上手い具合に纏めてられており、
恋姫の魅力が十分に堪能出来る作品に仕上がっています。
映像特典の恋姫フラッシュも本編に迫る面白さです。
張飛・孫尚香・袁術の3人がメインなのでファンの方は要チェック。