リディック ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]
低予算映画「ピッチブラック」がそこそこヒットした事を受け、その豪華版続編(というかスピンオフというか・・・)として作られた本作。
ストーリーは普通ですが、今回は予算もたっぷりかけられているので、SF的なビジュアルの表現もVFX満載で満足です。特に美術は、デビッド・リンチの「砂の惑星デューン」を思わせるダークな様式美で、コアなSFファンの人には特にオススメします。
リディック 通常版 [DVD]
前作『ピッチ・ブラック』の話を引き継いでいるが、主人公リディックのキャラクターを生かした新しい物語と言っていいと思います。監督は同じながらいたるところでスケールアップが図られ、ハリウッドらしい映画には、なっています。
物語の始まりで「悪には悪を」といったナレーションが流れ、これはいいぞ(笑)と期待したのも束の間、いったいどこが悪なのか中途半端は否めません。せめて言うなら乱暴者対流れ者ですね。さらに見る者の心に降りてくる物語がないのに加え、スケールアップされた映像にもこれはやられたと思わせるものがないので、どうしてもまあまあかなという評価になってしまいます。
この続編があれば、トータルでまた評価も変わるかもしれませんが、今のところSFとしては前作の方がおもしろかった、といったところです。
リディック コレクターズ・エディション [DVD]
アクション映画の良いところ、また悪いところがよく出た作品と言うことが言えるでしょう。良いところは理屈抜きで楽しめるところ、スピード感のある映像のおもしろさ。逆にアクションならではの都合の良すぎるストーリー展開などは人によっては興を削がれるかもしれません。
独特の世界観や造形感覚はSF、アクションもの(ちょっとB級の)が好きな方にはおすすめです。できれば大画面、大音響で見るとこの作品のスケール感にどっぷり浸かれます。
なお、出演者の一人、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのカール・アーバンが好きな方であれば、彼を一目見るだけでも価値があります。男前ですよ!!
SONIC WORLD ADVENTURE Original Soundtrack「Planetary Pieces」
ソニックワールドアドベンチャーの三枚組みサントラ、さすがにボリュームたっぷりです。
主題歌やメインテーマの作曲はサウンドディレクターでもある大谷氏。
新ソニの「HIS WORLD」を作った方、といえば格好良さはもう保証済みみたいなもんです。
エンディング曲は新ソニで「Dreams of an absolution」「My Destiny」を作った南波氏。
南波氏の参加はこの一曲のみ。
さらに言えば、ボーカル曲は主題歌とED曲の二曲のみで、リミックス版などもありません。
ほかに同じく新ソニの音楽を手がけた江口氏、ソニチ作品ではおなじみの熊谷氏、床井氏、
セガゲーでオーケストレーションといえばこの方、な小林氏が作曲者に名を連ねています。
今作ではメインテーマの演奏が東京フィルと豪華な作り、なのですが、
いきなり前述を覆すかのように多くのアレンジは江口氏の手によるものです。
そのぶん(?)小林節はボス戦などで炸裂してますのでご安心を(?!)。
上の商品の説明にもあるとおり、本当にジャンル様々で、しかもどの曲も格好いい!
昼ステージは明るく疾走感のある曲、夜はしっとり大人な曲、ダークな印象の曲が多いかな。
昼夜がある曲はアレンジの違いを楽しむのもいいですね。
ゲーム中は忙しくて音楽を聴いていられない方にオススメなのは勿論のこと、
特に敵が現れると戦闘用曲に変わってしまって
なかなか通して聞けないウェアホッグのステージ曲をじっくり聞けるのはポイントだと思います。
全部で三時間越え! どの曲もハズレはない! ……んじゃないかな。
The Chronicles of Riddick: Assault on Dark Athena (輸入版 北米)
技術面(グラフィック、動作)では、最高水準とは
言えないクオリティですが、
ビジュアルと楽曲のセンスは非常に良く、
内容は、宇宙を舞台にしたSFの設定をフル活用して
次の展開が読めないアイディア満載の秀作です。
ネタバレは避けますが
何だ?これは?的なアイテムが多く、ゲーム内容も
目的で変わってしまい、かなり濃い時間が過ごせます。
しかも、旧XBOX時代の1作目も遊べる太っ腹ぶりは、
文句の付けようがありません。
ソフトに入ってるモード(キャラクター)なのに、
アロックキーを有料で買わしたりする様なメーカーさんは、
見習っていただきたいと思います。
体験版も配信中ですので、是非お試し下さい。
バッチリ遊べます。