ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR (電撃ゲームス)
製作者さんの対談、Eエンドを含むさまざまな面白いショートストーリー。エミールや白の書の話が聞けて面白かったです。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)
センスイイ。‘キモくてキレイ‘。
ファインアートの影響を前面に押し出している印象。
日本の場面では、「和」を意識した景色&コスチュームが出てくるのが、気の利いた演出。
そういえば昔「伊豆の踊り子」の表紙を描いていたような・・・。
魅力的な絵とストーリーをタンノウできる、お得な一冊。
Rohan au Louvre
フランス語も分からないですし、ジョジョもそれほどコアなファンではありませんが、一通り目を通してみた感想
一言で言うとトーンを張ってない日本のマンガに水彩で色を付けた様な感じですかね。それを別にすれば基本的にいつものジョジョです。
バンドデシネと考えて捉えると普通に日本のマンガなのでにちょっとアレですが、日本のマンガ家としての部分を売りにしての企画だと思うので、荒木先生の持ち味を十分に発揮されてますし、十分ありだと思います。
不満があるとすれば
向こうの作品は黒を本当に綺麗な真っ黒にすることが多いんですけど、何か黒い部分が元々の塗りムラみたいなのが見えちゃっててちょっと格好悪い。黒を真っ黒にしたらすごい映えると思うので残念です。
あと色も自分で塗られたんでしょうかね?もっと表紙みたいにギラギラした感じになってるのかと思ったら、色数もそんなに使って無いし案外あっさり。欲を言えばもうちょっと冒険して欲しかった。向こうのカラリスト使った方が予想も出来ない面白い出来になったんじゃないかと思わないでもないです。
日本語版も出るでしょうしコレクターズアイテムだと思います。でも印刷は刷る場所によって微妙に色合いが違ったりするので、ファンなら手に入るうちに買ってみてもいいかもしれません。
死刑執行中 脱獄進行中 (SCオールマン愛蔵版)
死刑執行中脱獄進行中/ドルチ/岸部露伴は動かないの短編3作+
デッドマンズQ(3話)で構成。各作品の冒頭にはカラーページ付き!
巻末には荒木飛呂彦本人によるあとがき(作品解説)もある。
(ジョジョ本編で人気のキャラ・岸辺露伴や吉良吉影も登場する。
特に吉良は、本編よりも格好いいような気が……;)
A5版・箱入り・特殊紙カバーと装丁も凝っており、荒木テイスト
溢れる仕上がりになっている。カラーページもたっぷり11ページ
用意されていて、荒木飛呂彦の世界を堪能できる。
もちろん短編はどれも秀逸。ファンならずともおすすめ!
Scratch (初回限定盤)(DVD付)
当時の等身大の彼女を詰め込んだ自己紹介的な1st。ボーカル表現の幅を広げ彼女の多面性を魅せた2nd。
そして今回の3rdは、アーティスト”木村カエラ”を確立させたことで辿り着いた現時点での完成形である。
歌詞では、彼女の個性的世界は健在だが洗練されシンプルになったよう。しかしその分、歌詞に
込められた彼女のメッセージがより心に響いてくる。
そして、この歌詞だからこのメロディ・アレンジでこの歌い方で・・と、どの曲も1本筋が通っており無駄が無い。
表現にブレがない。確かに彼女はアーティストとしてある到達点に達したようだ。
個人的には、いかにも彼女らしい「きりんタン」、改めてイイ曲だなあ〜と感心してしまった
「Snowdome」がオススメ。