大ドロボウ石川五十五えもん (ポプラ物語館)
私は絵本好きなので「面白そう…」と思い買ったのですが…
小学生向きの読む本でした…(苦笑)
石川五右衛門の遠い祖先?!の3人組の泥棒の話です。
彼らは一度も泥棒を成功させたことがない泥棒の3人兄弟です。
1人はおせっかいやきで、泥棒に入った先のおばあさんが「腰が痛い」と言えばマッサージをし、疲れている女性にはエステを施して、結局盗みもせず帰る長男の泥棒です。
1人はきれい好きで、ある日古い家に泥棒に入るのですが、あまりにも古いのでリホームして家をピカピカに磨き、感謝されて帰ってきてしまう次男の泥棒です。
もう一人は何でも合体させる末っ子の泥棒です。
その3人が最も厳重で難関なお屋敷に泥棒に入る…というお話です。
クスッ笑える本でした。
ドラマCD ガンパレード・マーチ~新たなる行軍歌~第2巻
自分としましては『ドラマCD Vol.1』がとても良かっただけに、Vol.2を期待し過ぎてしまっていたようです。アニメ版から入った人は残念なことに、今回の新キャラ・岩田の絵柄がわからない。顔がわからないと、ちょっとドラマには入り込みずらかったです…(とゆうことで星3つです) ゲームを知っている人は岩田を堪能できると思いますヨ♪
黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)
新聞報道を超えて、こうした取材活動に基づく
事件の顛末、登場人物の過去が書籍化されるのはとても大事なことだと実感します。
世の中の多くの人にとって。
それは、事故報道と同じく、こういうことがあるということを知らせられることによって、
今後、自分の身を守ることに役立つからでう。
「消された一家」を彷彿とさせる内容でした。
解説の精神科医の方が表しています。
「サイコパス」。
一見、どこにでもいそうな一人の女性。
看護師として働き、結婚、子どもをもうける。
そうした一見、普通の人生を歩みながら、特殊な能力をもつ人。
p281
「吉田純子には、人間の弱みを瞬時に嗅ぎ分ける才能がある。
いったん相手の弱みを発見すると、そこを徹底的に責める。そうすれば
誰しも弱い。これまでの人生でそれを実感してきた。」
怖いのは、「責められ」ても、それをそうと気づかないということです。
気づいたら、知らずと意のままに操られているということがあるということ。
さらにまた怖いのは、今回の一連の事件、2件の殺人と1件の殺人未遂について、
どれも当初、警察では事件性なしとして捜査されていなかったという事実です。
世の中にこんな殺人事件は実はもっといっぱいあって、殺人者がさばかれることなく
普通に生活しているのだろうと思えます。
外国人と対話しよう!にほんごボランティア手帖
この本は日本語ボランティア向けに書かれた本。現場のノウハウだけにとどまらず、日本語ボランティアのおかれている現状や背景もわかるようなつくりになっている。すでに日本語ボランティアや日本語教育のある程度知識・経験のある方にも非常に役立つ情報が多いと思う。
冒頭であるように、この本に書かれているのは「『対話中心の活動』のススメ」で、「日本語の教え方」の本ではない。日本語教授法や文法にはほとんど言及はなく、実際のボランティアが知っておくべきことや、遭遇するであろう問題やその解決方法といったものが、非常にわかりやすく網羅されている。私は日本教育能力試験に合格し、日本語ボランティアの経験があるが、それなりに知識や経験があっても、有用なアドバイスが非常に多いと感じた。