I LOVED YESTERDAY
アルバム全体のカラーとしては、ややロック色が強い渋めの楽曲が多い。
M1"Laugh away"とシングル曲3曲はクオリティが収録曲の中では突出した出来栄えに感じる。
その他は大同小異と言ってしまってはYUIや制作部の方々に失礼かも知れないが、押しなべて
楽曲やアレンジのレベルは高いとは云えないと思う。
アルバム曲の中で秀逸なのは、M7"Love is all"。これはイントロのダークでマイナーな曲調に
始まり、全編に渡ってYUI自身の現状に対する不満と憤りを痛烈に吐露する展開がある種爽快。
M9"We will go"はYUIとしては新しいタイプの楽曲で、跳ねた感じが良い。
M10"OH YEAH"はサビにフックが効いていて印象的だ。
ラスト曲のM13"Am I wrong?"がちょっと凡庸すぎて最後の曲としてアルバムを締めてる感じがない。
気になったのが歌詞である。以前の曲で使われたフレーズの焼き直しのような言葉が結構出て来て、
内容的にもキラーフレーズがほとんどない。YUIの歌詞にはキラリと光るフレーズがかなりあって
それが彼女の歌詞の特長でもあるが、最近の歌詞はどれも凡庸である。
最後にYUIの歌唱について少しだけ。今作においてもメッセージを届けようという強い想いは
確かに感じられる。巷ではYUIの歌唱力に低評価を与える意見は多いが、私はそうは思わない。
生歌唱での多少の音程の不安定さはあるものの、かなり力のあるボーカリストであると思うし、
今作でも力のあるところを随所に見せている。YUIのボーカリストとしての進化が垣間見える
アルバムだと思うが、歌詞が少し聞き取りにくくなった点が残念だ。
パスワード幽霊ツアー -パソコン通信探偵団事件ノート(13)- (講談社青い鳥文庫)
今回は推理が少なかったけれど、みずきとマコトの恋の進展がいくつか。
他の人は、あまり目立たなかったです。
そりゃもうマコトっ!!って言う感じでした!
こあらはそりゃぁもうマコトの大ファンなので、とっても幸せでした♪
アイザックくんは…今までどっちでもいいなぁと思ってましたけど、やっぱりちょっと…なぁ…。と考えが変わりました。
マコトのライバルとしてはとっても素敵なんですけどね♪
こあらは、いつも登場人物紹介の所に書いてある、「ファンはやきもき…」にぴったり当てはまってる一人ですので(笑)
ますますパスワードのファンになってしまいました。
あ~~、次が早く読みたいなぁ~~!!
ちなみにこれの続編(?)が出てきそうなので、ファンは読んどいた方がいい!と思います。
Namidairo(初回生産限定盤)(DVD付)
2008年の初リリース!! 2曲とも聴きました。
タイトル曲『Namidairo』はアコギ&ストリングスが同居し歌詞とも相まって切ない感じを醸し
出しています。歌詞もこの曲に限った事ではないのですが深読みしようとすると自分の思想
・・・自分像をそのまま投影してるのかなと思ったりもします。
(分かったように話すつもりはない。)
どことなく1st〜4thシングル,1stアルバムに収録されている曲の雰囲気を含んでいる気がするな〜
と思っていたら初期のストック郡からの1曲だとか。
1stの頃からの(と言ってもまだキャリアは浅いので初期も何もないだろうが・・・)昔ながらの
ファンは最近の曲の雰囲気から脱した初期風を吹かしたこのような曲も待ち望んでいたのでは
ないでしょうか?
c/w『I wanna be...』の方もアップ過ぎずスロー過ぎずテンポの良いミディアム調で心地良い
メロディワークで聴かしてくれる曲となっています。 YUIさんの楽曲郡にまた一つ隠れた名曲が
加わりましたね。 また詞も素晴らしいです。
曲に流され気味ですが歌詞に込められたメッセージも感じ取ってみて下さい。
きっと何かの糧となることでしょう。
『Namidairo』は次作のアルバムに収録されるだろうけどc/wは未収録になると思うのでc/wの為
だけでもこの1枚を手に取ることを大いにお勧めしますよ。
シングル恒例の前シングルアコギver.の方も期待しています。
2008年・・・今年もYUIさんがどのような名曲を世に送り出すのか・・・ 期待大です!!!!!
三姉妹探偵団(4) (講談社文庫)
本作品では、結果として多くの殺人事件があったことになります、
三姉妹探偵団の第4巻を読んで、疑問に思ったことがあります。
なくなった人の一人一人の描写が、生い立ちや背景などが駄々草になっていないだろうか。
一人一人、親があり、赤ん坊の頃がある。
もう少し、丁寧にひとりづつの人生を描写してはどうだろう。
死が偶然やってくることはあるかもしれない。
しかし、一人一人の人生には、意味があったことを記録すると、本質に近づけるのではないだろうか。
三姉妹探偵団を読んでいて、少しづつ、違和感が積み重なって来たが、
本作品を読み終えて、それが、人生の描写の不完全さではないかという思いに至りました。
憎悪とか、嫌悪ではありません。
人生の描写を読者にまかせるという姿勢はあるのかもしれないという感じもするので。
I LOVED YESTERDAY(初回生産限定盤)(DVD付)
YUIが好きなので今回のアルバムも購入しました。
…でも個人的には前作がすごく良かったので今回少し物足りなさを感じてしまいました。
曲が悪いわけでは無いのですが、あまり衝撃を感じなかったというか…
歌詞もイマイチ。特に「Love is all」には共感しづらかったです。
YUIは素晴らしい歌手なねで、これからも良い曲を唄っていってほしいです。
次のアルバムに期待します。