娘を持つ父親のための本
「まとめ」が多くて、重複部分が多いのが気になりますし、(まとめなくても充分コンパクトだと思います…読み返すことも出来ますし)これだけページ数があったら、もっと例をあげたりして、内容を濃くすることも出来ると思うのですが…。
私は子供がいないのですが、「娘」として、父親心理を少し覗けるものとして楽しめましたし、自分が子供だったとき、もし両親がこの本にある様な考えで対応してくれていたら、素晴らしかっただろうと思います。自分と他の人が同じ考え方や感じ方をしているとは限らない、というのは対人関係の基本的な姿勢としてあるべきものと思いますから、娘だけでなく息子にも充分通用するものだと思います。
そして、父親が娘の「性」を意識し過ぎる、という事に関しては、自分の父にもあてはまるのか定かではないですが、なるほど、と頷いてしまいます。
親にも、子にも、お互いを理解するためのとても良い参考書だと思います。
タケカワ氏の音楽が好きな私にとっては、本の内容も興味深いですが、それ以上に、いろいろ考えながら子供を育てたタケカワ氏の人格が伺え、素直で、正面から人に向かいあう姿がとても素晴らしい、と思えました。元気なメロディーに優しい歌声に元気づけられ、20年以上前に「さわやかで優しいお兄さん」だったタケカワさん。今でも大好きです。
MAGIC CAPSUELの映画を映画館で見ました。ライブ映像だけでなく、楽屋裏みたいなのも見られて、ファンとしては最高に楽しかったです。ぜひあの感激をもう一度!!
ちなみにこの時やってた風邪薬のCM、カプセルの風邪薬はあの商品が初めてだったそうです。(ちょこっとトリビア)
タッタ君現わる―こだわりすてぃっく・えっせい
ミュージシャンのエッセイなんて、
自分の感受性をアピールするための、
つまんない文章であることが、
悲しいかな多い。
この本はそんな本とまるで違い、
エッセイストや、作家のエッセイなんかより、
ずっと面白くて良い気持ちにさせてくれます!!
子供の頃に連載で読んだ時も、大人になってこの単行本で読んでも、
やっぱり面白い。別にぼくは熱心なゴダイゴファンじゃないのに。
人徳ですねえ〜。
サラダな家族
タケカワさんはまるで偉人、町の聖者・賢者だと、
この本を読んで思った。
タケカワさんちのお子さんのうち、
お二人は実は施設から、いわゆる孤児院
からいらっしゃったご家族なのです。
それをタケカワさんは、限られたファンが読むような、
本書のような文章の中でしか語らない。
テレビや新聞で、この事について
声高に語ったり、決してしない。
凄いなあ、タケカワさん。
この本の中でも、タケカワさんは何も大ゲサな
博愛的な意見を述べません。
ただ、自分たち家族が、血がつながっている人も
いない人も含めて、オモシロ楽しく生活してる様を、
ぼくらに伝えてくれるだけです。
代理母や卵子提供が問題視される昨今、
この本を再刊して、タケカワさんの
ニコニコ顔の偉人っぷり、
みなさんに知って欲しい!!
中古でも図書館でも、とにかく読んで!!
INTERMISSION~ファイナル・ラ [VHS]
数年前たしか「懐かしのアニメ100」という番組で一夜限りの再結成と銘打ってゴダイゴが「銀河鉄道999」を演奏していました。
その夜のタケカワユキヒデ氏はアドレナリン大放出と言う感じで実に楽しそうに歌っていらっしゃいました。
あの「すっげー楽しいオーラ」は最近の10代のリアル青春バンドなんかよりはるかに優ったものがあった。
まだみていませんが数少ない映像なのでぜひ入手したい思いを込めて星5つにしました。
DVD化して欲しいです。