ビートルズ・ビギニングス:クォーリーメン2-ロックンロール
このアルバムはビートルズが初期にクオーリーメン、またはクオリーメンと名乗っていた頃にカヴァーしたオリジナルのロックンロールの曲を集めたオムニバス盤です。曲目はEMIからデビュー後に歌われた有名なロッカーのオリジナル曲は現在でも入手できますが、国内で入手が困難な曲も含まれている貴重な一枚と想います。僕は初期から解散するまで、ビートルズがカヴァーしたオリジナル音源を可能な限り集めてきましたが、選曲も素晴らしく、こんなアルバムが欲しかったと!お薦めのアルバムです。ロッカーはE・プレスリーやF・ドミノなど多彩な顔ぶれになっています。当然、1957年に最初にビートルズがステージ立って歌った曲も入っています。また、解説書はビートルズの活動の軌跡や主なロッカーの経歴も記載されているのも魅力です。
もし、このアルバムを購入するのでしたら、同じシリーズのBeatles Beginnings‐Quarrymen One:Skiffle-Country-Westernも同時購入をお薦めです。こちらは本当に初期のビートルズ、スキッフル・バンド時代のレアなオリジナル音源満載です。
グッデイズ~ロックンロール50
エルヴェス・プレスリーを筆頭に、ビル・ヘイリーと彼のコメッツ、チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリーなどまさにロックンロールの有名人たちが一挙に入っているとゆえるベスト版。いままでロックンロールに興味のあった人はもちろん、ロックンロールの初心者にも最適な一枚。しかも2枚組みで全50曲というボリュームもうれしいところ。
しかし個人的に不満点を上げるなら「ブルー・スエード・シューズ」で有名で、ビートルズも何曲かカバーしているカール・パーキンスや「ビー・バップ・ア・ルーラ」で有名なジーン・ヴィンセントなどの、ロカビリーシンガーが入っていないのが残念。しかしそれでもロックンロール好きなら、かって損なしと思える1枚。
Fats Domino Jukebox: 20 Greatest Hits
日本での知名度は、かなり低いがアメリカではプレスリーと同じぐらい人気があった50年代に活躍したロックンロール歌手、ファッツドミノのグレーテストヒッツ。ブギウギピアノに乗せて歌われる陽気なR&Bナンバーは古き良きニューオリンズを感じさせてくれるだけでなく、ファッツドミノの人柄さえも伝わってくるものがある。リトルリチャードみたいなテンションの高さはないが、バラードからジャンプブルースまでニューオリンズ特有の陽気でまったりとしたグルーブを堪能することができ心が温まる。ドクタージョンが好きな人はもちろん、ビートルズやビーチボーイズが好きな人にもおすすめ。
ピアノ・ブルース [DVD]
この作品は自他共に認めるジャズ好きで、かつて『バード』の監督もつとめたクリント・イーストウッドがメガホンをとっています。
イーストウッド監督が劇場公開を許可しなかったといういわくつきの作品。
作品の内容は、ブルースをルーツとする黒人音楽の歴史を紹介。
ホスト役はもちろんイーストウッド自身。
かなり私的に楽しんでいるようで、デューク・エリントンやファッツ・ドミノなどの大御所ピアノマンのお相手をしています。
しかし見所はやはり先日帰らぬ人となってしまった、この作品の主役ともいえるレイ・チャールズです。
晩年のレイの姿をたっぷりと見ることができます。
昔のフィルムもなかなかイイ状態で残っており、鑑賞していてすごく心地いい作品。
ブラック・ミュージック好きな方に特にオススメです。
Goin Home: Tribute to Fats Domino
皮肉にもキライなE・ジョン、W・ネルソンが結構気持ちよく唄ってるのには(・_。)ズリッ
J・レノン&P・マッカトニーがそれぞれ、目立って&目立たないでカヴァーしてるのが面白い。R・ニューマン、N・ヤングがそつなくファツツ似で唄ってるのは微笑ましい。
C・B・レイ(?)のOne nightは盛り上がり、N・ジョーンズは粋な弾き語り。
L・ウイリアムス(カントリーシンガーだと思ってた)も渋いし、1番はI・トーマス&M・
ボールの軽快なR&B?だ。
80歳に喃喃とする現役Rockerに幸いあれ\(^_^)/