テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1
ほぼ全員が十三歳の少年・少女が、世界を守るためにロボ?を操縦する。そして、その後には必ず訪れる死。
自分がヒーロー(主人公)だと思っていた幼年期から思春期を迎えつつあるこの時期に感じる挫折感や無気力感。第一〜二話の和久隆はこの意味をうまく象徴している。そこへ、セカイを守る「ホンモノのヒーロー」になれるチャンスが回ってくる。
今後の十三歳の操縦者たちは「操縦後の死」のルールを知り、その死と直面することになる。これが本作品の面白みだが、そのための導入が本巻であり、そのお膳立てはうまく表現されている。
テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.5
とある中学一年生たちが「プレイヤー」となって自分の命と引き換えに地球を守る話。
第5巻はダイチとマコの戦いへの足跡が記されています。
彼らの人生は他人と比べて決して幸せなものではなかった。それでも愛する、守るべき人が彼らにはいた。
その点では、誰一人守ることもなく、孤独の中で死んでいったカコよりは幸せだったんじゃないかと自分は思います。
「ぼくらの」に登場する少年少女はそれぞれに複雑な人生を背負っているので、地球の運命云々よりも、彼らの人間模様にとても興味をそそられます。
あと、
OPの「アンインストール」はジ・アースに乗せられた少年少女の心境をものすごく写実的に描写していると思います。歌詞のフレーズ一語一語に意味が込められているなと感じました。
のりりん(1) (イブニングKC)
自転車に興味を持ったときに購入したマンガです。(購入は本屋ですが・・)
自転車漫画ということで、これ買おうとしてる人はすでに自転車に興味あるかスポーツバイクに乗ってる人だと思います
自転車に興味あるならば買っても損はしない漫画です。
のりりん、弱虫ペダル、シャカリキ、ツール!、オーバードライブを現行巻全て読み終えたのですが、スポーツバイク購入に興味ある方はこのマンガが一番楽しいかも。(自分視点)
上記のりりん以外のマンガの主人公は漫画的強さ、主人公補正があり過ぎる感じがしますw
本格的なレースは2巻までしか出てない現在どのようなものになるか分かりませんがリアル路線でいっているので面白くなりそうです
余談ですが自分は4月にクロスバイクを購入したところでポタリングを嗜む程度にやってます。
なるたる 全12巻 完結コミックセット(アフタヌーンKC )
こんな作品は初めて見ました。
ある意味この人が伝えかったのは極論中の極論だと僕は思いました。
ハンパない。
浦沢直樹のMONSTER(これもすごい!!)を読んだ以降で初めてです。これはすごいと思ったのは。
天才は何考えてるか分かりませんwww
ある意味で上記の作品とは両極端にある作品だと思います。
複雑何だけど分かりやすかったです。こちらの作品は。
BAD ENDも気持ちいいほどBADENDだと清々しいです。
中途半端で終わって、気持ち悪い終わり方も僕は大好きなので、
交代式で見たいです。
とりあえず、BADEND無理な方にはおすすめできません。
綺麗事皆無なんで。
とりあえず、中学生で喫煙とあれはしちゃいけんよ。
なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)
『なるたる』や『ぼくらの』で徹底的な因果応報を展開してきた作者の物語を考えれば、この物語がたどり着く決着もまた容易に想像ができるかと思われます。
タイトルや奥つけのコメントには凄まじいブラックユーモアを感じます。
展開や心理描写に関して、作者が『本当にわかって一つ一つ描いているんだ』というのがひしひしと伝わってきます。
ヒーローはいませんし、おそらく主人公もヒーローにはなれません。
僕はこの漫画に娯楽的価値は一切見いだせませんが、作者が今まで描いてきた物語とテーマを思えば、それでも避けては通れない話なのだと思います。