地獄少女 閻魔あいセレクション 激こわストーリー 影 (講談社コミックスなかよし)
地獄少女より「なかよしこよし」
「黒い赤うさぎ」
「テレビの中の女の子」
「しんちゃん」
「花少女」
「赤いちゃんちゃんこ」
「ゲームソフト」
読者から届いたハガキをもとにしたフィクション、という事で読んでみて「赤い黒うさぎ」がお気に入りでした。うさぎはさみしいと死ぬと私も聞いた事があります。本当がどうかは疑問ですが、それで怖い話がつくれるとは。愛情ではなく見栄で生き物を飼うと…という話しは目新しくはありませんが、うさぎと飼い主の女の子の心理描写はよく描けていて、結構怖かったです。動物って描くの結構難しいですよね。大まかに別けて3通りのうさぎの描き分けが上手だと思いました。
激こわというだけあって、どの話しも楽しめました。ただベタな気もしたので★4です。
J.S.バッハ : アリア集
神々しく、美しく、若々しく新鮮な歌声。透明感に溢れた、美しい歌声に心が洗われるよう(陳腐な言い回しですいません・・・)。でもホントにうっとりしてしまいます。1996年録音のアルヒーフデビュー盤です。73年生まれってことは、コジェナー23才のとき!!近年の貫禄すら感じさせる彼女とは別の輝きがこのアルバムにはある。ジャケットを開いたところに載っているモノクロの写真も綺麗ですね。なんか汚れを知らない乙女といった感じで。グラモフォンから出ている2枚組みベスト(ENCHANTMENT)に(10)のビデオクリップが収録されていますが、これがまた凄く魅力的で彼女に恋してしまう。ミスヴェリチェク・グルック・モーツァルトのアリア集、ヘンデルのイタリアカンタータ、故国チェコの歌曲集など大好きなアルバムは多いのですが、このバッハのアリア集、気持ちが荒んだときや、疲れきったときに無性に聴きたくなる(なんかネガティブな動機でスイマセン・・・)。彼女の歌声を聴くと何か癒されたような気持ちになるのです。