キック・アス DVD
しょぼくれたアクションヒーローものの映画だが、だんだんテンポアップしてくる話の展開やありがちな理不尽な話の展開にも、おやじでも十分に喰いついていけました。
特に中盤に流れる、荒野の用心棒?に使われたマカロニウエスタンのメロディーには思わず涙?いたしました。
大男がバズーカ砲を抱えて、”おれの友達に挨拶しな!”の決めセリフ、なかなかいけてました・・
特にこういった作品にありがちなハイテクマシンの登場にも、この手があったかと感心させられました。
内容は正義のヒーローと悪者の戦いでは、決して有りません。もっと超越した、ただ単にいい思い?をしたい同士が戦うだけで、作品の内容に特に深い意味はありません。
パッケージイメージからすると、スパイキッズなどの雰囲気を連想しますが、この手の様なお子様向けの作品ではありません。
クールな作品です・・・R15作品
リピ回数 30回(※リピ回数は、自己繰り返し再生可能視聴回数)
キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
この映画で魅せるヒットガールのアクションはどれも見ごたえがあります。中でも最高のパフォーマンスを見せてくれたのはやはりマフィアのアジト、廊下での銃撃戦だろう。これまでにたくさんの映画とアクションシーンを見てきたけどこれはトップクラスです。(個人的に)
宙を舞う弾倉の拳銃(二丁)への装填。
本棚を利用した空中での射撃。
ターゲットの肩に乗っての射撃なんかは身軽な子供ならではの演出だ。ヒットガール役のクロエちゃんの訓練されたであろう演技力とスローモーションと速攻を巧に取り入れた映像にはジョン・ウーなどがやっていたアクションの様式美を感じた。練りに練られた演出だったと思うけどそれをやってのけるのが11歳のちびっ子というインパクトは凄まじく圧巻だ。そこに流れてくるPUNK&POPな選曲がベストマッチし最高の見せ場となった。これぞクライマックス!映画史に残るアクションンシーンだと思う。これからご覧になられる方ヒットガールの華麗なるアクションをご堪能下さい。
Brad Pitt, Level 2, Penguin Readers (Penguin Reading Lab, Level 2)
600語レベルの語彙で、4200語程度の長さの文章。しかしながら、一文一文はそれほど長くなく、思ったよりも読みやすい。概してPenguinの本は読みやすいが、これも例外ではない。ブラピは家族思いであり、幼い頃に父親に言われたことが、人生観・仕事観を形成していることがわかる。その他、ブラピの風変わりな面(少年時代)、セクシーな面(メチャメチャもてる)等が分かり楽しめる。彼の熱狂的な女の子のファンから来た手紙が、とても可笑しい。
セブン [DVD]
連続で起こる猟奇事件を追う、
血気盛んな若手刑事と退職間際のベテラン刑事の話。
キリスト教における「7つの大罪」をモチーフとした事件で、
それぞれ「暴食」「強欲」「怠惰」「肉欲」「高慢」「ねたみ」「憤怒」を
戒める形で表現した被害者が見つかっていく。
ひとつの事件から次の事件につながっていく過程に見所があり、
エネルギッシュだが勢いが空回りしがちな若手刑事と
冷静で洞察力があるが乗り気でないベテラン刑事の対比も面白い。
謎解きというよりもサスペンスや人間ドラマと割り切って観る方が良い。
非常にテンポよく展開していくところは見てて気持ちいいし、
犯人のキャラクターは非常に素晴らしい。
結末はきっちりまとまっているが、後味は良くないし、
事件の全貌や動機などがハッキリするわけでもないので
人によってはスッキリと消化できなく思う人もいるだろう。