Fullmetal Alchemist 1 (Fullmetal Alchemist)
「鋼の錬金術師」は今アメリカでも大人気だ。アニメがヒットしたので、アメリカ最大の漫画翻訳企業で「ドラゴンボール」などのジャンプ作品や「らんま1/2」なども翻訳しているVIZが今回翻訳に乗り出した。
VIZの翻訳は、他の作品を見てもレベルが高いのだが、この「ハガレン」の翻訳もいい出来だ。ネイティブが読めばそのまま「ハガレン」の面白さがちゃんと伝わるし、日本人が読めば英語の勉強になるだろう。「持っていかれた…」が「He's gone...」となっているなど、多少首をかしげるところもあるが、それでもお勧めだ。さらに、北米で放送されたアニメ版とちゃんと同じ翻訳をしているところなども、これまでの翻訳より力の入れようをうかがわせる。
Humankind cannot gain anything without first giving something in return. To obtain, something of equal value must be lost. That is alchemy's first law of equivalent exchange. In those days, we really believed that to be the world's one and only truth...
(人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ。そのころ僕らは、それが世界の真実だと信じていた…。)
鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星【完全生産限定版】 [Blu-ray]
話の構成や作画技術の高さなど全体的にクオリティが高いと思います。
但し、作画などくせが強いので好みが別れるかと。
でも今までにない鋼の錬金術師を発見できると思います。
個人的には面白かったのでブルーレイを購入する予定です。
Spinnaker キャラコレ 鋼の錬金術師 Vol.2 CD/DVDラベル for Hybrid
少々とっつきにくい操作感ですが、デフォルト登録のデザイン例だけでも十分使えますし、
慣れればオリジナルで綺麗なラベルを作ることが出来ます。
初期登録画像も豊富ですが、同シリーズの別ソフトを買い足せば、
各登録画像を相互で利用できるようになるのも嬉しい機能。
ただ説明書が非常に不親切で、せっかくの特殊効果機能なども
ほぼ自力で操作法を習得するしかなく、無駄になりがちなのは残念。
CD/DVDダイレクトプリントにも対応(一部)していますが、
テンプレートの追加機能が無いので、最新のプリンタに対応するには、
登録されている中から似ているテンプレートを探して、自力で細かく調整するしかありません。
ダイレクトプリント利用を前提に購入を考えている方はご注意を。
HUNTER×HUNTER 26 (ジャンプ・コミックス)
ジャンプ型のバトルマンガの最高峰です。
キメラアント篇は蟻を含め個性的なキャラが同時並列的にバトルを進めるので、
進み方は遅いのですが、極上の寿司ネタを少しずつ食べていくようなバラエティ感があります。
この巻でのみどころは、プフVSモラウ、ユピーの成長、ゾルディック家の面子のゲスト出演、などなど。タコの話はあまり・・・ですが。。。
そして主人公のゴンが、その真っ直ぐな性格ゆえの矛盾と逡巡に囚われる。
これからの物語の重大な岐路となることを予感させます。
キメラアントとの本格的な戦闘の緒戦ともいうべき巻ですが、必見ですね。
トワノクオン 第三章 (初回限定生産) [Blu-ray]
CMでトワノクオンを知り、かなり期待してここまで見てきたのだが、内容は可も無く不可も無くだった。
今回、主人公の過去がメインになるが、視覚効果以外、特筆すべき点はなかった。そんなところか、と思う程度である。
私がこの作品に一貫して感じるのは世界感の狭さである。
登場するのが主人公のグループと敵対するグループの二つだけでいまいち距離感が掴めない。
一般市民の目線がないため、彼らが社会的にどういう立ち位置にいてどういう評価を受けているのか分かりづらい。
また、登場人物が多い割にほとんどのキャラクターの物語が語られていないことも気になる。
私にとって彼らはただいるだけの存在だ。
もしこれらが尺の都合なら、私にはこれが映画には向かない作品だとしか思えない。